ハワイ島ヒロのサルベーションアーミーで働く従業員たちが驚きの発見をした。出てきたのは1959年と1974年代の12日分の新聞。店長は「歴史的なこれらの新聞は1年以上前に寄付されたスーツケースの中に潜んでいた」と言う。スーツケースは倉庫の中にあり、最近まで中に何が入っているか誰も知らなかった。
12日分のうち5紙は、ハワイが州になる当時の過程を報道し、他の新聞の1面記事では、ジョン・F・ケネディー大統領の選挙事務所の模様や暗殺事件について、また別の新聞は宇宙飛行士ジョン・グレンの宇宙からの帰還、さらに別の新聞ではリチャード・ニクソン大統領の辞任などを報道している。
「まるでタイムカプセルを開けたかのようでした。貴重な歴史が刻まれているものばかりで、おそらく内容に重要性を感じた誰かがこれらを保存しておこうとしたのでしょう」と、サルベーションアーミーのシーナ・パスカビロさんは語る。
サルベーションアーミーはヒロ・トリビューンに依頼し、これらのビンテージ新聞がコピーではなく本物であることを確認してもらった。 本物として確認できたこれらの新聞は、先週から各100ドルで販売されているが、今のところまだ買い手は現われていない。