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サメの襲撃事件が多い州 ハワイは2位

Bynikkansan

7月 28, 2018

ホーム・セキュリティに関するレビューサイトの「セーフワイズ」が発表した分析の結果、ハワイでも相当数のサメによる襲撃事件は報告されているが、1位のフロリダとは大きな差がついた。 2007年から2016年の間にハワイで報告されたサメの襲撃事件の数は65件で、全米で2番目に多い州であった。同じ期間にフロリダで報告されていた数は244件に上る。 州の土地自然資源局(DLNR)のウェブサイトによれば、2007年以降ハワイでサメの襲撃による死亡者は3名で、全てマウイ島沖で発生している。今年これまでに起きたサメの襲撃事件は2件で、最近ではボディボード中の20歳の男性が8フィート大とみられるタイガー・シャークに襲われた。カウアイ島ポイプのシップレック・ビーチで発生し、男性は足に深い傷を負ったが命に別状はなかった。今年初めごろに発生した襲撃事件では、クヒオ・ビーチでスタンドアップ・パドルを楽しんでいた人が、約12フィート大のタイガー・シャークに噛みつかれ、右足の膝から下を失う怪我を負った。 DLNRによればサメの襲撃事件が多い島はマウイ島の次にオアフ島で、ハワイ島、カウアイ島、ラナイ島と続く。 セーフワイズはサイトで「サメの襲撃事件は残酷ですが、思うほど頻繁には起こりません。人間が年間にサメの命を奪う数の方が多いのです」と述べた。

 

(日刊サン 2018.07.28)