サウスウェスト航空は5月12日、コナ-ホノルル便を毎日4回就航開始し、オークランドとサン・ノゼからの便をホノルル経由コナまで繋げた。また、ヒロ便の運航を今年末か来年初めに開始する計画である。
同航空は、ホノルル-オークランド便を3月17日に就航開始しハワイ市場に参入した。その直後の3月28日にはホノルル-カフルイ便を初就航させ、最初の島間サービスを開始しいてる。
航空アナリストは、サウスウェストの島間フライトが、ハワイアン航空にどのような影響を与えるかを注意深く見守っている。島間路線では、2008年にアロハ航空が、2014年にはゴー!エアラインが撤退し、2017年11月にはアイランド・エアが撤退しており、その後ハワイアンが島間路線を独占していた。
サウスウェスト航空の島間路線は、ホノルル-コナ便の開設により、一日に16便、1,800席、を運行することになり、ヒロ便が開設すると、さらに1400席が追加されることになる。
同航空は現在、太平洋路線で一日往復12便、2,100席、を運行している。 同航空副社長兼最高売上責任者のアンドリュー・ワターソン氏は、これまでのところ、同社のハワイ路線の需要は堅調に推移しており、米本土の路線の需要を上回っている、と語り、将来のハワイ市場の拡大に期待を寄せた。
(日刊サン 2019.05.25)