2月27日に連邦航空局のハワイ航路就航の認可を受けたサウスウェスト航空は、本土/ハワイ航路就航開始直後に、需要が高い島間航路に参入しハワイアン航空に挑戦する予定である、とサウスウェスト航空の最高売上責任者のアンドリュー・ワターソン氏は述べた。
同航空は最初、カリフォルニア州のサンノゼ、サンディエゴ、サクラメント、オークランドの各都市から、ホノルル、マウイ、カウアイ、ハワイ島までの便を就航させる予定であったが、さらに島間市場に参入する予定という事である。島間市場では、アロハ航空が2008年に破産し、アイランド航空が2017年に破産申請し、メサ航空は2014年に姿を消している。
同航空は、まず175席のボーイング737-800号機を就航させ、後に同席数の737マックス機にシフトする予定である。ハワイアンは島間航路に128席のボーイング717を運航させており、オハナ航空は48席のターボ・プロペラ機を運航させている。島間航路を持っていないアラスカ航空グループの最高執行責任者は、「今までの歴史を見れば、島間航路は1社でなくては上手く行かない。2社で上手く行ったためしがない」と述べた。
ワターソン氏は、「ハワイ内の市場は、我々の地元のテキサス州よりも大きく需要がある」と語った。ハワイアン航空は、「我々は、世界をリードするサービス・時間厳守と比類のない価値を提供し世界の主要航空会社と毎日競争している」との声明を発表した。
(日刊サン 2019.03.16)