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カリヒで発泡事件、2人死亡

Bynikkansan

2月 23, 2015

2月22日日曜日夜、カリヒで男性2名が死亡した発砲事件があり、警察は容疑者を捜索中である。

犠牲者の1人は、幼い子供2人を持つ父親で、まもなく結婚する予定だったと家族は語っている。

午前6時前、発砲に関する通報があり、警察はアウイキ・ストリートの車の中で銃で撃たれた男性2人を発見したと、ウォルター・カリストロ副署長は報告した。現場は、サンド・アイランド・アクセスロードの近くの商業地区である。

救急隊員によると、東部に銃弾を受けた29歳の男性は、現場で死亡していた。35歳の男性は胸を撃たれており、重体で病院に運ばれた。

男性は午前8時45分に病院で息を引き取ったと警察は伝えた。

カリストロ副署長は、犯行の動機を調査中である。

ホームレスのアダム・ラポゾさんは、アウアキ・ストリートから約1ブロック離れたモカウエア・ストリートで銃声を耳にした。

「最初に“プーンッ”と銃声が聞こえ、2秒くらい間がありました。その後、“プン、プン、プン、プン、プン、プン、プン”と聞こえました」

犠牲者の1人、カルヴァー・ロソコウさんは、2人の子供の父親で、ハワイで結婚する予定だったと家族の1人がホノルル・スターアドバタイザー紙に語っている。

裁判所の記録によると、ロソコウさんは2014年に同じナンバープレートの車で3回交通違反の切符を切られている。日曜日に誰がダークカラーのヒュンダイ・セダンを運転していたのかははっきりしていない。

現場で亡くなったドライバーは、ハンドルの上に前かがみになっていた。警察はアウイキ・ストリートのプウハレ・ロードとモカウエア・ストリートの間を閉鎖して捜査を行っている。運転席側の窓には銃弾によって3か所の穴があいていた。

ロソコウさんの甥、フランシスさん(17)が、ソーシャルメディアを通じてスター・アドバタイザー紙に語ったところによると、ロソコウさんは「ランボー・ロソコウ」として知られており、フランシスさんは、ロソコウさんとジョージア州で2年間一緒に住んでいたことがある。ロソコウさんには息子と娘がおり、ふたりとも5歳以下で、数年前にマイクロネシアからやってきたという。

ロソコウさんと娘を含むその家族は、昨年ハワイに戻ってきたが、息子はまだフランシスさんと一緒にジョージアに住んでいる。ロソコウさんがいない間、息子の面倒を見てもらうために、フランシスさんはいつも励まされ、信頼されていたという。

フランシスさんの家族は、叔父の結婚式に出席するためにハワイに行くことを話していた。事件についてショックを受けている。もう一人の犠牲者についてはわからないとフランシスさんは語っている。

同エリアに住むホームレスのサム・オーウェンズさんは、暗い色のセダンが白い車に追われているところをサンド・アイランド・アクセスロードの元Kilgo’s 付近で目撃している。

オーウェンズさんによると、最初にマックッソン・ビルディングの近くで怒鳴り声が聞こえ、男性が暗い色のセダンに乗り込んで走り去り、それを白いセダンが追いかけたという。車はサンド・アイランド・アクセスロードのダイアモンド・ヘッドを通り、ラ・マリーナ・レストラン・アンド・バーの付近で方向転換した。そして、猛スピードでサンド・アイランド・アクセスロードをニミッツ・ハイウェイに向かって戻ってきたという。

オーウェンズさんは、暗いセダンに2人、白いセダンに1人が乗っているのと見たと話している。最後に車を見たのは、ニミッツを右折するところだった。

数分後、オーウェンズさんは、花火のような音を聞いている。