カメハメハ・スクールズは、オレゴン州の農業投資・管理会社グリーンリーフ・ファーム・マネージメント社と提携し、オアフ島ノースショアに223エーカーの農場を開設する。
ベンチャー企業カロナ・ブランド社が、この土地に、カカオ、ブレッド・フルーツを栽培し、他の20エーカーに、タロ、トマト、ウコン、レタス、ピーマン、キャベツ、きゅうり、大根、などの果物や野菜を栽培する。 オレゴンに本拠を置くグリーンリーフの創設者エリック・ポンド氏は声明の中で、「準備に4年以上を要したが、やっと本格開始となった」と述べた。
グリーンリーフは、オレゴンの投資会社イークイリブリアム・キャピタル・グループとカメハメハ・スクールズの関連会社ホオウル・マヒアイ社とパートナーシップを組む。 カメハメハ・スクールズがこの土地を所有しており、それをカロナに賃貸する。
ハレイワ・タウンのアナフル川とオパエウラ川の間のこの農地は、最近ではトウモロコシの栽培に使用されたが、現在は休閑地である。それ以前は、ドール・フーズ社に賃貸されていた約1,900エーカーの土地の一部にあたる。さらにさかのぼると、同地は、ワイアルア・シュガー社のプランテーションの一部であった。 カメハメハ・スクールズの元土地管理者で、ハワイアン事務局の最高執行責任者であったるカヴィカ・バージェス氏がカロナの最高経営責任者(CEO)に就任した。
(日刊サン 2019.05.18)