カポレイ中学校を16日午前8時30分に銃撃するという脅迫が15日にインスタグラムに投稿された。警察は1級暴力的脅迫行為として捜査を開始。現在まで逮捕者は報告されていない。
1級暴力的脅迫はクラスCの重罪にあたり、最長で懲役5年間の刑を受ける。学校は当日の通学時間前に生徒の保護者へ銃撃予告について通知。校内では『準封鎖』の処置がとられ、生徒達は教室外に出ることを禁じられた。州の教育局の広報担当ドナリン・デラクルズ氏によると『封鎖』の場合、校内の出入りが一切禁じられる。今回は生徒の送迎を行う保護者の校内の出入りは許可された。
警察は朝から調査とグラウンドのパトロールを行い、FBIエージェントも補佐に回った。準封鎖は午前9時15分に解除。デラクルズ氏は「現在、校内に差し迫った危険はありません。ホノルル警察は終日校内に留まります。軽視して良い状況ではありません」と述べた。フロリダ州の高校では14日、19歳の容疑者がライフルを乱射し17人の命を奪う事件が起きた。全米中で学校を襲撃する事件への警戒が高まっている。
(日刊サン 2018.02.24)