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カホオラヴェ島にオーペアペアの姿を確認

マウイ島から南西におよそ7マイル離れた位置にあるカホオラヴェ島に絶滅危惧種のハワイアンシモフリアカコウモリの生息が確認された。

ハワイ語ではオーペアペアと呼ばれるコウモリの生息は長年推測されていたが、カホオラヴェ島自然保護委員会は8つの検知器を使用し生息の確認に成功した。自然資源専門家のジェームス・ブルッフ氏は5日、海軍が演習地として使用していたカホオラヴェ島にハワイ固有種の哺乳類が一時的に立ち寄っただけかもしれないが、島に住み着いている可能性もあると発表した。

検知器がコウモリを初めて感知したのは2016年の6月。ブルッフ氏は、何年もの間たくさんの職員や訪問者からコウモリの目撃情報が寄せられていたが特定には至らなかったと話す。オーペアペアは暗い色の毛に覆われ体も小さいため、その発見をより困難にしている。