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ハワイ不動産ニュース:カハラの新モールにフードランドファーム建設計画

カメハメハ・スクール財団は、カハラ・モールからワイアラエ通りを隔てた山側の所有地を再開発し、フードランド・ファームを中心とした商業センターを建設する計画に着手した。

 

このプロジェクトは、「クオノ・マーケットプレイス・アット・カハラ」と呼ばれ、約5万平方フィートの敷地に約20の小売店を入居させ、ワイアラエとフナカイ通りの角に約150台を収容する駐車場とガソリンスタンドを建設する。建設費は1100万ドル、2020年初めの完成見込みである。

他の入居予定のテナントは、ハワイ・パシフィック・ヘルス、ダイイチ・ラーメン、ホールセール・アンリミテッド、ドライ・バー、グレート・クリップス、カハラ・ネイル・アンド・ラッシュである。 フードランド・ファームは、典型的な同スーパーより、よりグルメとオーガニック志向の商品を提供し、カハラ・モールのホール・フーズと競合することになる。タイムズ・スーパーマーケットもあり、三つ巴の競争となる。

 

カメハメハ・スクール財団は、新しいビジネスを誘致し、地域社会に貢献したいとコメントした。 取り壊される建物のほとんどは1960年代初期に建設された建物で、入居していたテナントはゴールデン・ダック・チャイニーズ・レストラン、緊急ケアクリニック、不動産オフィス、ヘアサロン、銀行、ビデオ・ストア等であった。3エーカーのクオノ・マーケットプレイスの敷地にある6区画のうちの2区画には、モンテッソーリ小学校とカメハメハ・スクールプリ・スクールがあった。 州最大の民間土地所有団体のこの財団は、リースが終了したカハラの商業地の再開発に注力している。

 

カメハメハ・スクール財団は昨年、カハラ・モールの隣のマクドナルドとボーリング場が入った築50年以上の建物を取り壊し、マクドナルドに新しいビルの建設を認めた。マクドナルドは、そのビルに新店舗をオープンし、その他の1万平方フィートの小売スペースは財団が約10のテナントに賃貸する。 クオノ・マーケットプレイス・プロジェクトは、既に1年以上前にスタートしている。同財団は、2017年10月にワイアラエ―カハラ近隣組合に対し同計画案を発表したが、2つの学校がなくなることに対する懸念が委員から上がった。同財団は、いくつかの教室は他の場所に移転し、新しいセンター建設で生み出される収益を奨学金に充てる、と回答している。

 

(日刊サン 2018.12.20)