カネオヘのウィンドワード・モールにあるシアーズとオート・センターは4月末までに閉店する。オート・センターが4月24日に最後の営業を行い、シアーズは4月28日に閉店。
10月15日に連邦破産法第11章破産保護を申請したイリノイ州に本拠を持つシアーズは、4月15日から清算セールを開始した。
従業員には4月13日に閉店が通知された。 破産処理の一環として、シアーズ・ホールディング社の元CEO兼会長のエディー・ランパート氏が設立したトランスフォーム・ホールドコ社がシアーズの資産を取得した。トランスフォーム社は、シアーズの締結した種々契約を引き継がなくてもいいという権利を有しており、カネオヘのシアーズとオート・センターの賃貸契約を買い取らないとの決断を下した。そのため、両店舗の閉鎖が決まったもので、閉鎖により何人の従業員が解雇されるかは明らかになっていない。
解雇の対象になる従業員は、退職金を受け取り、他のエリアの店舗での就職機会が与えられる。 パールリッジ・センター、ヒロのプリンス・クヒオ・プラザ、カフルイのクイーン・カアフマヌ・センターの各シアーズ店舗と、アラ・モアナ・センターの家電店舗は、これまで通り営業を継続する。
(日刊サン 2019.04.27)