ワードビレッジの38階建ての高層コンドミニアム「アエオ」が竣工し、最初に入居する約150戸のオーナーは12月6日に鍵を受け取り、2、3週間以内に入居の予定である。1月末までには、466戸のオーナー全員が鍵を受取る予定である。 「アエオ」の開発業者・ハワード・ヒューズ社は12月6日の午後、最初の入居者が到着する前に竣工式典を行った。この式典には、タワーの開発と管理に携わった約100人の人々が出席した。「アエオ」は、ワードビレッジの3番目のタワーで、1戸の平均価格は100万ドル。ワードビレッジは、60エーカーの敷地に、約4,500戸の家屋と100万スクエアフィートの小売スペースを備えた16棟のタワーを建設するマスター計画である。最初の2つのタワーは、2016年にオープンした「ワイエア」と去年オープンした「アナハ」である。
12月6日に入居したオーナーたちは、住宅所有者マニュアル、傘、シリコン製ワイングラスを含むギフトバッグを受け取った。入居者の中には、日本から飛行機で到着し4つのスーツケースを抱え空港から駆け付けた父親と息子がいた。 鍵を受取った他のオーナーの一人は、7年前に妻と一緒にカピオラニ通りに面した「パシフィカ・ホノルル」を購入し、2年前にサウス通りの「ザ・コレクション」に移った。 「私たちは、ホテルに住むようなコンドミニアムでの生活が好きです」とコメントした。 「アエオ」にホール・フーズがあるのは間違いなく魅力の一つである。5月にオープンした同店は、コンドミニアムの直下ではないが、駐車場の入った別のビルに位置する。「アエオ」の住民は、駐車場2階の連絡通路を通り、同店のガレージを抜けて入り口に歩いて行ける。 同店の店長は、住民全員が入居してくるので売り上げは増加すると予想している。「住民の皆さんに大きな利便性を提供することになる」と語った。
(日刊サン 2018.12.18)