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カイルアビーチの一部 高さ6フィートの崖の侵食

Bynikkansan

9月 19, 2015

大波が、オアフ島で人気のビーチの海岸線に大きなダメージを与えている。

 

カイルアビーチの一部に、ビーチを訪れた人たちが垂直に切り立った約6フィートの深さとなる崖に遭遇する場所がある。  カイルア周辺では、こんな最悪な状況は今までにみたことがないと大騒ぎとなっている。

 

「本当に突然のことでした」と、海の中に飛び込もうとしていたジェシカ・マククラスキーさんは言い、「こんな崖があるとは思いませんでした。ジャンプするのも難しく、落ちてしまうのではないかと思いました」と語った。

 

ビーチの侵食は、ビーチの場所により様々である。  沿岸地質学者のチップ・フレッチャー氏は、今回の侵食は大波が原因であり、ハリケーンシーズンが一旦おさまれば、ビーチに砂が戻り始めるはずだと話している。

 

「今回のような崖のような形をつくるケースをScarp(滑落崖)と呼びます。子供達は特に気をつけなければいけません。この現象への対応は市の公園・レクレーション課によります」とフレッチャー氏は語った。

 

市の公園・レクレーション課のスポークスマンは、ここ3週間毎日このエリアを観察しており、今のところロープを引くような計画はないと言う。また、金曜日の洪水を防ぐために、ケルプルの入り口を浚渫したと話している。

 

昨年の春は、砂を乾燥させ、ボートランプのあたりに補充をした。市は、同様の作業を行っているが、全ての侵食問題の解決にはつながっていない。