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オアフ島バスキン・ロビンス A型肝炎発症と関係

Bynikkansan

7月 23, 2016

オアフ島でA型肝炎の発症数が52件となり、保健省の職員は、感染者の中にバスキン・ロビンスの従業員が含まれると話した。  保健省によると、6月17日から7月3日の間にこの店で飲食をした人たちは感染した可能性があると話す。  感染の可能性があり、ワクチンを接種をしていない人は、医療機関に連絡することを奨励している。

 

保健省職員は、発症源を突き止めることがまだできていないと強調した。 「今回のケースは、他の多数の感染しやすい人たちにA型肝炎が広がる可能性があることを表しています」とサラ・パーク医師はニュースリリースで発表した。

 

「感染拡大を止めるためにも、A型肝炎に感染した症状が見られる場合は、フードサービスの従業員を含め、各人家にとどまり、医療機関に連絡するようにしてください」

 

パーク氏によると、バスキン・ロビンスは従業員たちにワクチン接種をさせ、消毒をし、必ず手を洗うことを伝えるなどして正しい措置を取っているという。 「これはどんなビジネスでも起こり得ることです」とパーク氏は語った。

 

しかしまだ、バスキン・ロビンスの外にいた人々は警戒している様子で、 「この店には何かを食べに来るのであって、カウンターの裏で何が起きているかを心配するためではありません」とビル・クルズさんは話す。

 

先月このアイスクリームショップに子供を連れてきたというジョージョー・パスカルさんは、「小児科医に相談しようと思っています」と語った。  肝炎は、糞便から排出されたウィルスが、食べ物や飲み物に入り、それを口にすることで広がる。  肝炎に感染した人は、症状が表れるまで1ヶ月から2ヶ月かかる人もいる。

 

今回A型肝炎に感染したのは全て成人で、内16人が入院している。  パーク氏は、バスキン・ロビンスの従業員たちは回復中で良好に向かっていると話した。また同氏によると、薬局がA型肝炎のワクチンを置き、いつでも入手可能な状態にしていると保健省に伝えたという。

 

A型肝炎の症状は、熱、疲れ、食欲不振、胃もたれ、尿の濃色、下痢そして黄疸である。症状は数週間から2ヶ月続くと言われている。  A型肝炎のワクチンは、効果を持続させるため6ヶ月の期間を空けて2度接種する必要がある。  A型肝炎予防のワクチンとともに、頻繁に手洗い、そして正しく調理された食べ物をとることで、ウィルスの広がりを防ぐことができる。