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オアフ島の高校生2人が大統領奨学生に

傑出して優秀な高校生を表彰する『大統領奨学生』にハワイから選ばれた2人の高校3年生が14日に教育省長官のベッツィ・デヴォス氏から発表された。選ばれたのは、プナホウ・スクールのカーター・ナカモトさんと、カラニ・ハイスクールのエミリー・ヤンさん。今年度の大統領奨学生には、全米中の高校3年生から学力、芸術の才能、職業訓練校において優れた実績を修めた合計161名が選出された。

 

「大統領奨学生に選ばれた皆様おめでとうございます。素晴らしい実績を残す為に重ねた努力と、彼らを支えてきたご両親や教師の方々を称えます。大統領奨学生は未来のリーダーです。彼らは今後も学業にまい進し、必ずや輝かしい模範となるでしょう」と、デヴォス氏が報道会見で述べた。

 

ホワイトハウスの大統領奨学生委員会が毎年、学力や美術の才能、作文、学校の評価、奉仕精神、リーダーシップ、理想への献身性に基づいて学生を選出する。各州とコロンビア特別区とプエルトリコ、海外在住のアメリカ市民から男子学生と女子学生が1名ずつ、全体から別途15名選ばれ、美術分野で優秀な実績を挙げた生徒20名と、職業訓練校の優秀な生徒20名が加わる。アメリカ合衆国教育省によると、今年卒業が見込まれている高校生350万人のうち、5,100名が奨学生の選出基準に達したという。ナカモトさんとヤンさんはハワイ州の最終選考8名に残った。他に最終選考には残ったのはミリアニ・ハイスクール、ワイパフ・ハイスクール、私立のイオラニ・スクール、ハワイ・プレパラトリー・アカデミーの生徒達。

選出された生徒達はワシントンD.C.で6月18日に開催される受賞式典で、表彰される予定。