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オアフ島の道路舗装工事は予定通り

Bynikkansan

11月 3, 2018

コールドウェル市長は、ホノルルの2,000レーン・マイル以上の道路が過去5年間で再舗装され、道路や穴の修復は引き続き市の最優先事項である、と10月23日発表した。 「2013年の就任時、私たちの優先事項の1つは、長らく手を付けられていなかった道路の補修であった。その姿勢は変わっていない。毎年少なくとも300レーン・マイルを年間約1億5000万ドルの費用をかけて修復することを約束した。就任時の約束は、5年以内に1,500レーン・マイルであったが、目標を上回っており、6年目となる今年は、目標より2,000レーン・マイル多く再舗装できるであろう」と述べた。

 

ワシントンDCの交通調査グループTRIPの最近の報告書で、米国内の主要道路と高速道路の状態が酷い大都市「トップ20」リストの第5位にホノルルがランクされたが、市長はこれに異存を唱えた。 同報告書では、54%のホノルルの主要道路と高速道路は酷い状態にあると述べている。第1位のサンフランシスコ オークランド地区は71%の主要道路と高速道路が劣悪な状態で、第2位がサン・ホセで64%、第3位がロサンゼルス ロングビーチアナハイム地区57%、第4位がミルウォーキー54%であった。

 

またホノルルは、年間車両維持費が高い都市の第8位にランクされ、年間維持費用が851ドルであるとされている。 コールドウェル市長は、「オアフ島の57%の道路が再舗装されている。 最近のデータが反映された市道が調査対象に含まれれば結果は違っていただろう」と述べた。 一方、州交通局によると、州の高速道路部門は2016年以来、限られた資金を最大限に活用するため道路システム保全プロジェクト(道路の再建、橋梁の交換や修繕を含む)に注力し、利用可能な資金の90%を既存インフラの改善に配分しているとコメントした。 現在の再舗装工事の対象は、カリヒ通り、クニア通り、モカプ・サドル道路に加え、H-1、ファーリントン、カラニアナオレ、ニミッツ、パリ、リケリケの各高速道路である。

 

(日刊サン 2018.11.03)