今年10月までの死亡事故歩行者数は26人となった。歩行者の自動車事故防止のためのいくつかの条例が施行されたが、道路の横断、信号無視、他の危険な行動が後を絶たない。 2017年10月施行のホノルル条例は、道路を横断する時に歩行者が携帯電子機器を見ることを禁止しているが、施行以来、ホノルル警察本部(HPD)は147人の違反者を検挙している。初犯の罰金は15~35ドルである。 横断歩道のない道路を横断する(ジェイウォーキング)歩行者の数も減っていない。今年10月25日現在、ジェイウォーキングの件数は4,457件である。2017年は4,537件であった。 ジェイウォーキングのトップ3スポットは、パール・シティ、カリヒ、ホノルルの都市部(ダウンタウン、マキキ、アラモアナ、モイリイリ地区を含む)である。 ハワイ州保健局(DOH)によると、歩行者の死亡事故は、ハワイの傷害関連死亡原因の第六位で、14歳以下の子供の傷害関連死亡原因の第二位である。オアフ島の緊急医療サービスは、歩行者事故対応のため過去5年間で年平均529回出動している。
今年はその数を超えると予測されている。 歩行者の不注意な行動に焦点を当てているにもかかわらず、今年のオアフ島での歩行者死者数は2017年の13人の2倍になった。しかしその原因究明は難しい。 この数字は毎年大きく変わる可能性があり、ある年は単に他の年よりも悪かっただけであるとも言える。 26人の死亡事故歩行者のうち4人は、夜間に高速道路を横断した者、4人は道路に座るか横たわっていた者、2人はタイヤ交換時に酔っ払い運転のドライバーに轢かれた者、4人は運転者の死角ではねられた者、6人は横断歩道で被害に遭った者、8人は横断歩道以外で被害に遭った者である。携帯機器に気を取られていた歩行者の死亡はない。 先月の歩行者死亡事故が続発した後、HPDは私服警官を派遣し、ドライバーがきちっと横断歩道で停止するかを確認した。10月31日だけで、サウス・キング、ビショップ、マーチャントの各通りで、33件の違反行為を検挙した。
(日刊サン 2018.11.17)