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オアフ島で広がるカー・シェアリング

Bynikkansan

8月 24, 2019

市は来年、「カー・シェア」業界向けに、最初の80の路上駐車スペースと80の市営駐車場のスペースの割り当てを開始する予定である。 フイ・カー・シェア社は、コ・オリナからモイリイリのマーケット・シティ・ショッピングセンターの間の40のステーションで、約100台を運営している。また8月に、ワイキキの旧ナイキ・タウン店舗の向かいに、最大8台が置けるステーションを開設し、最終的にはワイキキに20台を展開する予定である。

 

オアフ島では、エンタープライズ社もカー・シェア事業を行っている。 フイ社の運営するサウス通りの駐車場には、2019年モデルのレクサスRX 350スプリントSUV、プリウス、トヨタのタコマ・トラックが置かれている。料金は、プリウスが1時間あたり8ドル45セントまたは1日あたり92ドル95セント、レクサスRXは1時間あたり13ドル95セントまたは1日当たり153ドル45セントである。

 

この施設の利用者の一人は、自分の所有する車を売却し、車両関連費用で「少なくとも」月1千200ドルの節約ができているとコメントした。 同社のクルーは、各車両を毎日清掃し、ガソリンが満タンであることを確認している。顧客は使用したガソリンを補充する必要はない。 この法案は、市会議員のブランドン・エレファンテ氏が提唱、議会で可決され、コールドウェル市長が先月署名した。

 

市運輸サービス局は、地域住民の公聴会を開き、駐車スペースの設置場所についての意見を聴取する。 専用の駐車スペースの数は、各ブロックに2か所までとし、市は使用頻度の低い駐車スペースを割当てたり、新たに駐車スペースを作る計画。 各スペースの使用料は立地により年間1千350ドルから最も高いワイキキの4千380ドルまでになる。

 

 

(日刊サン 2019.08.24)