アラモアナショッピングセンターは乗用車、自転車そして歩行者用横断歩道の交差点に囲まれており、時に接触事故が頻繁に発生している。
事故弁護士のデイビス氏と彼のパートナーは2015年に起きた数千件の警察の事故報告をマップ上にまとめ、最も事故が多発する危険な交差点を割り出した。
ショッピングセンターの周囲にある交差点は最も接触事故や衝突が多く312件も発生していた。
「どんなに頻繁に起こっているかお分かり頂けるでしょう」とデイビス氏。
カリヒのアラカワストリートでは104件の事故が発生しており危険な交差点リストの2位となっている。カラカウアアヴェニューの2200ブロックが78件で3位。
デイビス氏によれば、車の運転者の注意をそらすものがしばしば原因となるという。
「新車によくあるスクリーンや、ブルートゥースデバイス、音楽を変えるためのiPhone等に運転者の集中力は散漫になりがちです」
コービーズドライビングスクールのオーナー、タツユキ・コバヤシ氏は運転者は交差点に進入する時には真剣に集中することを強く促している。
「周囲を良く見渡して、歩行者に注意すべき。時に子供達にはスパイごっこと称して観察を促しています。あっちには何が見えるかな? そっちには何が見えるかなと? というように」
デイビス氏は州と市の専門家がこのレポートを研究して速やかに解析し、事故が起こった時に何人の歩行者が交差点にいたのか判明させて欲しいと思っている。
「今後このような事態の防止に大きく前進するためには、やらなければならないことがたくさんあります」と、同氏は加える。
2015年に50件以上の事故が起きた他の交差点は、パンチボウルストリートの1300ブロック、カリアロードの2000ブロック、ソルトレーク・アラリリコイストリートの800ブロック、サウステレタニアストリートの800ブロック、カイムキ・ワイアラエアヴェニューの3200ブロックである。
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