2011年にオアフ島の住宅で捕獲されたボア・コンストリクター(南米産の大蛇で無毒)が、ビッグ・アイランドで新しい住まいを獲得した。
州農務省植物検疫局のホノルルオフィス内の、100ガロンの水槽で保護されていた約8フィートの大蛇は、1月16日金曜日、ハワイ島ヒロのパナエヴァ熱帯雨林動物園に搬送された。
ウェスト・ハワイ・トゥデイ紙では、チラチラしている黒い舌や、茶色と黒の体を伸ばしている蛇の姿を観察している子供たちの様子が報じられている。
カイルア・コナのPetcoのジェネラルマネージャー、ケン・スミス氏が、蛇の扱い方のコツを伝えた。
1月7日水曜日、禁止されている動物を飼育する施設を提供するという州と市長の同意を、ハワイ・カウンティ議会は承認した。
同カウンティの公園リクリエーション局の職員によって、基準を満たした新しい8×3フィートの展示が建設された。
この蛇は一時的に動物園で飼育されているが、パム・ミズノ園長は、動物園に蛇が長くいてくれることを期待している。動物園では蛇を通して熱帯雨林の動物の生態を伝える計画を立てている。また、ほぼ蛇のいないハワイ諸島に蛇を放した場合、蛇がもたらすダメージについても市民に伝える予定である。
農務省は、市民が爬虫類のペットやその他の外来種を自分から提出した場合、罰を与えないというアムネスティ・インターナショナルのプログラムを取り入れている。
もしも州が禁止されている動物を発見した場合、違反者は重罪となり、懲役と罰金が課される。