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エルダース栄養科学研究所、ハワイを拠点に32年 創業者の鈴木ベンジャミン氏、新刊出版会を開催

Bynikkansan

3月 29, 2019

日刊サンでもたびたび紹介してきた、『米国エルダース栄養科学研究所』のハイエンドなサプリメントやヘルシープロダクトの数々。ハワイを拠点に、日本や全米各地に2000人以上の会員を持ち、今年で創業32周年を迎えた。

健康相談や細やかなネットワークで愛用者サービスを行い、60歳以上の方にはお得なシニア割引を提供するなど、さらなる会員数を伸ばしている。

この度、エルダース創業者のドクターベンジャミン鈴木氏の5冊目の著書となる、『Heal the Body with Minerals 健康を維持したければミネラルバランスを調整しなさい』(幻冬舎)の新刊出版記念のお祝い会がワイアラエカントリークラブで開かれ、約100人が参加した。

 

 

 

鈴木氏は1980年代、日独合併企業の社長として激務の最中、脳血栓で倒れた体験がある。その時、アリゾナ州のサプリメントの権威ある博士から、ビタミン、ミネラルの大量投与の指導を受け、自らの健康回復に成功した。治療中は研究者として、ミネラルバランスを専攻して数々の科学的な検証に携わった。

その経験を多くの人に伝えたいと、全米ハーブ業界のトップ企業、米国ネーチャースサンシャイン社日本代表に就任。その後、米国エルダース栄養科学研究所を設立して、独自のサプリメントを開発。キトサンやスーパーフコイダンなど、数々のロングセラーを誕生させている。

 

 

ピロール農法で作られた煎茶、 おいしくてミネラル抜群!

 

著書の中で鈴木氏は、「糖尿病とガンに立ち向かうには、ふだん食べる米などを、アルカリ性でミネラル豊富な“ピロール食品”に変えるべきだ」と訴え、日本でも反響を呼んだという。

ピロール農法とは、土壌に元々生息していた栄養微生物である藍藻(シアノバクテリア)を繁茂させ、有機栄養分が豊富な土を作るとともに、健康で栄養豊富・高ミネラルな農作物を生産する農法だ。

お祝い会には、ピノール農法の開発者である黒田与作さんが福井県から駆けつけて挨拶。エルダースでは、農林水産大臣賞を受賞した“ピロール茶”をハワイでも購入できるよう販路を確立した。カリウム、ビタミンB12、葉酸などのミネラルが群を抜いて多く、かつお煎茶としての旨味、香りも良くて、飲み飽きないおいしさだ。

 

 

 

注目のCBDオイルも新発売

 

頭痛や腰痛などの痛みの緩和や、リラックス効果、ストレスの軽減や安眠、がん細胞の成長の抑制やがんによる体調不良の緩和に効果があるというCBDオイル。大麻草の種と茎から摂れる“カンナビジオール(CBD)”を主原料に作られたサプリメントだ。大麻由来とはいえ、精神作用、幻覚作用のない安全なオイルサプリメントで、世界保健機構でも、その有効性と安全性を高く評価している。

ハワイでも数年前から販売が始まり、慢性疾患に悩む人たちから多くの期待を集めている。ただ市販の製品の中にはCBDの有効成分が少ないものもあり、エルダースもCBDオイルを発売することで、安心して購入できるようになった。

 

 

 

パーティには豪華ゲストも登場

 

お祝い会には各分野で活躍するゲストも参加。世界一のトップエリートを輩出し、世界中のシンクタンクが人材を欲しがる、中国清華大学の招聘教授、紺野大介工学博士は鈴木夫妻とも親交があり、この日のためにハワイ入り。日本人にはあまり知られていない清華大学のIQの高さ、世界的な評価の高さをスピーチした。また紺野博士はピノール農法の理事長も務めている。

エンターテイメントでも歌ありフラあり。エルダース現社長の鈴木圭子氏はクラシック音楽に造詣が深く、ショパン誕生200年記念国際ピアノコンクールで金賞に輝いた、Yan Francis Fangさんを招待。中国出身で幼少の頃より音楽の神童を称され、15歳でボストンに移住。数々のコンクールで受賞し、世界の若手ピアニストとして期待される一人だ。大胆かつ繊細なYanさんのピアノの生演奏に会衆は大いに湧き、スタンディングオベーションで閉会となった。 (取材・文 奥山夏実)

 

写真向かって右から、清華大招聘教授の紺野博士ご夫妻、 エルダースの鈴木博士ご夫妻、ピロール農法の黒田ご夫妻
 

 


 

エルダース栄養科学研究所

【TEL】 808-949-2920

【ウェブサイト】 www.eldersinternational.shop

 

(日刊サン 2019.03.28)