エディー・アイカウ・サーフ・コンテストは大波が訪れる年にだけ開催されてきたが、大会記念グッズは毎年発売され、楽しみにしているファンも多い。長年のスポンサーだったクイックシルバーが撤退を発表し、アイカウ・ファミリーは今年の開催の中止を決定したが、伝説のサーファーにちなんだグッズの販売は続行される。Tシャツ、キャップ等の複数のアイテムがT&Cサーフ・デザイン・アウトレット、ノースショア・サーフ・ショップ、サーフ・N・シーで販売中。「毎年この時期に楽しみにされている方も多いので、販売を決定しました」と、クライド・アイカウ氏は述べ、全ての売上げはエディー・アイカウ基金に計上されると強調した。12月に販売を開始してから売上げは好調のようだ。
エディー・アイカウ基金はハワイの7年生から10年生までの学生を対象にしたエッセイ・コンテストも開催。英語またはハワイ語で書かれたエッセイを募集し、最優秀賞には賞金が贈られる。しかし依然としてエディー・アイカウ・サーフ・コンテストの今後のスポンサーは決まっていない。クイックシルバーのグレン・モンタナ氏は、同社がスポンサー契約の同意交渉を再度行うことに前向きだと述べた。
(日刊サン 2018.1.13)