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ハワイのツアー会社が、イルカの前に遊泳者を落としイルカの周囲をツアーボートで囲うように運転する行為を繰り返したと罰金を課せられた。
アメリカ海洋大気庁(NOAA)によると、イルカへの嫌がらせ行為でツアー会社が告発されるのは初めて。
アメリカ合衆国環境保護庁の行政法審判官は、2014年10月23日にケイシー・フィリップス・チョー氏が取った行動がイルカへの嫌がらせ行為に当たると判断し、チョー氏と彼が経営するビッグ・アイランド・カンパニーに2500ドルの罰金刑を言い渡した。
チョー氏の弁護士は決定に不服としながらも、経営上の判断により控訴よりも罰金を支払うことに決めたと話す。
NOAA当局はハワイで人気のイルカと一緒に泳ぐツアーがイルカの休息、社会的行動、繁殖行為を阻害している可能性があるとし、ハワイにおけるイルカへの干渉について法規則の策定を進めている。
(日刊サン 2017. 9. 16)