ボランティア団体が、市議会の認可を得て、アラモアナ地域公園の1エーカーの土地に、ジップライン、滑り台、ブランコ、スプラッシュ・パッドなどを備えた遊園地を造成することになった。来年末までの建築許可証取得、建設着工を予定している。 アラモアナ-カカアコ近隣組合のパッカラ氏は、建設が可能かどうか確実ではないが、計画は進めるつもりである、と述べた。 公園の山側のアラモアナ・センターに超高級コンド、パーク・レーンを開発した地元開発会社コバヤシ・グループの副社長でもあるパッカラ氏によると、用具と建設に最低250万ドルがかかるが、その募金活動は既に始まっているとのこと。
市は2年以上前に、マジック・アイランドを含む119エーカーのアラモアナ地域公園の既存の設備を改修するだけのマスタープランを発表したが、この計画に不満を持ったボランティア団体が対抗して「世界クラスの」遊園地の建設構想をスタートさせた。 同団体は、民間寄付を通じて市の遊園地を造成することを提案し、18カ月前にコールドウェル市長は議論を始めると約束していた。 建設予定地は、同公園のダイアモンド・ヘッド側のL&Lハワイアン・バーベキューと公衆トイレのそばの比較的使用されていない場所である。 また、遊園地のデザインも、オアフ島内の学校、生徒、父兄の意見を反映させ修正された。 遊園地には、子供用のジップライド6基、滑り台、ブランコ、モンキー・バー、ピクニック・テーブル、スプラッシュ・パッド、小売店なども設置される。 売店の収益は、遊園地の運営資金に利用される。同団体は、遊園地の運営資金確保のために、非営利団体パアニ・カコウを通じ募金活動を行う。 遊園地は、500人以上の子供を収容でき、障害のある子供が利用できる施設も用意される。
(日刊サン 2018.12.18)