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アイランドディスティラース 今秋 醸造所と試飲スペースを拡大

Bynikkansan

9月 10, 2016

“ハワイアンムーンシャイン”で有名なホノルル発祥のアイランドディスティラースが、今秋、醸造所を増設し試飲スペースを設けると発表した。 同社は今年5月、現在のハワイカイの577パカラストリートで新醸造所と試飲所の建設許可を取得していた。 オーナーのデビット・フリントストーン氏は「2015年5月に建設許可申請をしたが、許可が下りたのは1年後だった。先月申請した追加電気設備も、最近許可が下りた。醸造所と試飲スペースの増設は、予定より2年遅れただけ」と話した。

 

フリントストーン氏は「元々この新しいプロジェクトは2カ月でオープンすると話していたが、結局、2年が経過してしまった。これから約2か月でようやくオープンできそうだ」とも話している。 同社は、”ハワイアンムーンシャイン”以外にも、”ココナッツハワイアンウォッカ”や”ハワイアンウォッカ”も販売している。 フリントストーン氏は、サトウキビ由来のアルコールについてカリブ海で数年学び、その後さらに数年ハワイ島で溶岩濾過と精製について学んだ。

 

この経験を生かし、2008年にハワイでアイランドディスティラースを設立した。 同氏は「カリブ海とハワイで日々たくさんのことを学びました。良い味の秘訣は、純粋で単純であること、材料の品質が大切であること、全ての酒が同等であるわけではない、ということです」と、自身のウェブサイトで語っている。