ハワイ在住の柔道、空手の各指導者、外務大臣より表彰
7月16日(日本時間)日本政府は、令和元年度の外務大臣表彰受賞者を発表し、この中でハワイ在住のケビン・善三・浅野(けびんよしみあさの)氏、小高忠三(こたかちゅうぞう)氏のお二人が受賞することが公表されました。
各受章者情報は以下のとおりです。
ケビン・善三・浅野 ハワイ柔道連盟会長
同氏は1988年ソウルオリンピックの柔道銀メダリスト。1990年よりハワイで柔道の指導を開始し、2012〜2018年全米柔道連盟会長、ハワイ柔道連盟会長として柔道の普及・継承へ貢献した。 特に講道館とは、毎年多くの柔道関係者の相互交流を実施するなど尽力している。
2013年からは、ハワイの高校生柔道家を日本の柔道合宿へ引率し、日米青年交流にも貢献。また東日本大震災被災地を訪問して柔道指導を行うなど、奉仕活動にも励まれる。まだ55歳の同氏の活躍が大いに期待される。
小高忠三 国際空手道連盟会長
同氏はハワイにて50年以上にわたり、空手道の指導・普及に携わる。1966年に国際空手道連盟をハワイに設立。後にカリフォルニア州、日本、インド等、世界各地に支部を12ヵ所設立し、空手道の普及に貢献している。また、ホノルルにおいて毎年国際空手道選手権大会を主催しており、今年60回目を迎えるハワイ州空手道選手権大会も同連盟が主催している。
長きにわたる大会の主催・運営にとどまらず、日常的に日米空手関係者間の交流を積極的に支援されており、日米間の相互理解と友好親善に貢献している。
日本国外務大臣より在ホノルル領事館へ表彰状が届き次第、両氏への表彰状授与を行う予定です。ケビン・善三・浅野さん、小高忠三さん、まことにおめでとうございます。
(日刊サン 2019.07.18)