在ホノルル日本国総領事館公邸で11月7日、山中真一首席領事が出席し、ドーン・アマノ・イゲ州知事夫人、キズナ・グループの代表者らを招いて緊急支援募金の記者発表が行われた。またイゲ州知事夫人は会見の中で首里城火災についても触れ、悲しみの言葉を述べるとともに「一日も早い再建を」と話した。
2019年10月12日土曜日に日本を襲った「令和元年台風19号」(ハギビス)。死亡者数は11月7日現在88人、7人が行方不明。74,000を超える家屋が損傷を受けて浸水し7,400が破壊。いまなお約4,000人が避難所に残り、この台風による保険損害額は推定80〜160億ドルになると予想されている。
オアフ島を中心とするハワイのさまざまな日系アメリカ人、日本人団体からなる組織のキズナ・グループは、令和元年台風19号(ハギビス)で被災した人たちを支援するため、義援金を受け付け、最も被害の大きい地域を支援する。
寄付受付は以下の通り。
①キズナ・グループのウェブサイトから申し込む https://www.jashawaii.org/kizuna-relief
②日米協会へチェックを郵送 JAPAN-AMERICA SOCIETY OF HAWAII 1600Kapiolani Blvd.、#204、Honolulu, HI 96814 ※チェックの宛名は“JASH Kizuna Account”、メモ欄に“Hagibis Relief”と記入のこと
③以下の場所に募金箱を設置(現金またはチェック) ・州内すべてのアメリカン・セービングス・バンク支店 ・ハワイ日本文化センター(モイリイリ) ・ホノルル日本人商工会議所(モイリイリ) ・ハワイオキナワセンター(ワイパフ)
設置期間は11月30日まで (取材・文 鶴丸貴敏)
(日刊サン 2019.11.13)