去る11月24日、ロサンジェルスにあるサクラガーデンズ引退者ホール・コンサートホールにて国総流吟詠大会15周年祝賀大会が開催された。100人余りの参加者が集まり、ハワイからも3名の吟士が参加し、盛大な会となった。
プログラムは5部からなり、第1部では参加者全員による「富士山」の合吟で開幕され、日本国総領事館松尾浩樹首席領事から挨拶が贈られた。第3部では、薩摩琵琶の「鶴」の演奏と華道吟、書道吟が行われた。
第4部では、南カリフォルニア詩吟連盟の5詩吟会からの19人の吟士が吟じた。
第5部では来賓詠吟として、ハワイから駆けつけた3名の吟士、徳川景秀「小督の局」(和歌入り)、赤嶺安彦「名槍日本号」(黒田節入り)、富永サニー「秋浦の秋」がそれぞれ披露し、観客からの大きな拍手を受けた。
大会の最後に国総流詩吟会による構成吟が披露され、祝賀会の幕を閉じた。
(文・赤嶺安彦)
(日刊サン 2019.12.04)