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ハワイの企業やスタートアップ企業、クリエイティブ企業をつなぎ、テクノロジーの発展に焦点を当てた「アントゥレプレナーズ・サンドボックス」(2階建て1万3500平方フィート)が10月10日、ハワイ大学医学部の西側、カカアコ・イノベーション・ブロックにオープンした。
同施設は、ハワイ・テクノロジー・ディベロップメント社(HTDC)が運営し、ボックス・ジェリー社がイベント・スペースなどを管理する。
1500平方フィートの1階のコワーキング及びイベント・スペースがあり、コワーキング・スペースには、高速ワイヤレス・インターネット、電話会議用の会議室、等が備えられている。
イベント・エリアは3千平方フィートで、3階の高さの大型スクリーンとプロジェクターを備え、小さな教室や会議室もレンタル可能。
また、デジタル・メディア・スタジオも備えられ、セントラル・パシフィック銀行、サーブコ・ラボ、ハワイ・テレコム、パクザのイノベーション・チームが入居することになる。
州ビジネス・経済開発・観光業局(DBEDT)のマイク・マッカートニー局長は声明の中で「異分野にまたがって協業するのはハワイの文化でありDNAです。官民提携により作られたこの施設で、新しいアイディアとビジネスが生まれものと期待している」と述べた。
同施設の5.5エーカーの広さのイノベーション・ブロックには、他に、11万平方フィートのイノベーション・ハレ・タワー、4万平方フィートのケワロ・インキュベーション・センター、等が設けられる。
(日刊サン 2019.10.19)