Jセンターは、英語が苦手でハワイ生活に不便を感じている方や、日本語で支援が必要なシニアの方々を手助けし、日本人同士が集まれる“助け合いの場”、また気軽に立ち寄れる“憩いの場”として設立されました。
例えば、以下のようなことをお手伝いいたします。
〇州政府やシティなどの書類作成や問合せ支援
〇日本語での支援が必要なお年寄りのサポート、専門家の紹介
〇ボランティアの募集・配置
会員同士助け合うことで、より暮らしやすいコミュニティにしていきましょう。
【イベントのお知らせ】
毎月第4土曜日には、シニアの方々の暮らしに関わる様々なテーマでセミナーを開催しています。
Donationを受け付けています。
【Jセンター サポート成功事例】
*会員向けニュースレターより転載
アフォーダブル・ハウジング探しのお手伝い(収入に応じた適正な家賃や価格の住宅)
Jセンターに入ってくる電話相談の多くはシニア・アパートやアフォーダブル住宅についての質問ですが、事情は人によって様々です。毎月の収入は変わらないが, 最近体調を崩したため医療費が心配、家賃がどんどん値上がり、金銭的な先行きが不安、などという理由でもっと安いアパート又は24時間ケアーのシニアホームに入居希望の相談が毎週のように入ってきます。その中でも良い結果をもたらしたケースを2件紹介させて頂きます。
■ケース1
Mさんは一年前からいくつかのシニアアパートへ入居申込書を提出していました。彼女はバスに乗ってワイパフ方面まで資料を貰いに行き、アパートを見学したり、惜しみなく自分の足でリサーチを続けてきました。数週間ほど前に日本から戻り、なんとなく胸騒ぎがして、一年前に提出した申込書の件でリリハ地区にあるマルヒアエルダリーハウジングに連絡をしたところ、書類は見つからないが空室があるのでインタビューに来るようにと言われ、直ぐにチャイナタウンにある管理事務所に書類を取りに行き、その足でマルヒアのマネージャーに会いお部屋を見せてもらうことが出来ました。家賃はワンベッドルームで月$312 です。なんと僅か一週間で入居が決まり、6月29日土曜日にJ センターが引越しのお手伝いに行ってきました。古いビルですがよく管理されていて、ゲストパーキングもあり、1B R のお部屋も悪くなく、特に気に入ったのは広いウォークイン・クローゼットがあることでした。リリハベーカリー、クワキニ病院が近くにあり、ラナキラ・シニア・センターの側にあるバス停までの坂を歩いていくのがちょっと大変ですがMさんは15〜20分ぐらいなら良い運動になると気にしていません。3階建てのマルヒア・エルダリーハウジングは40所帯しかないのでお部屋は直ぐに埋まってしまいます。ほとんど空室は出ないそうですが、M さんの粘り強さと予感を信じたお陰で一週間という短期間でアパートに入居が出来ました。おめでとうございます!
■ケース2
7月15日に新しく建築されたハレ・ケワロ・アパートメントに入居が決まったY さんご夫婦のハッピーな結果報告です。
ここまでたどり着くには大変なご苦労をなされたご主人は70歳で、数年前から病を抱え仕事も出来なくなったため、収入はソーシャルセキュリティだけになってしまいました。奥さんはお勤めをしていますが最近倒れて病院通いをしています。彼女はまだ51歳のためシニア用アパートには入れない状況でしたが、低所得者として二人合わせた収入が $46,650 以下の場合はアフォーダブル・ハウジングのアパートに申し込むことが出来ることを知りお部屋探しをしていました。そうしていたところ、今年の3月6日の日刊サンの不動産ニュースに「カカアコの低所得者向けアパートが申込み開始」という記事を見たYさんからJセンター に連絡がありました。申込みの締め切りが3月8日と言うことで、その日にインターネットから「ハレ・ケワロ」の申込み用紙を印刷して、次の朝一番にY さんに会い書類の書き込みのお手伝いをしました。
翌日Y さんご夫婦と会い、揃った書類をアパートの管理事務所に届けて、ギリギリ8日の締め切りに間に合うことが出来ました。1週間後にY さんの申込書が記録された確認の手紙が届き、3月28日のインタビューの際には必要書類を全て提出しました。それから2ヶ月後の5月21日に、お部屋は全て埋まっているのでキャンセルがあれば知らせるとの連絡があり、がっかりしたYさんでしたが1ヶ月後の6月19日に2B R なら空いていると言う通知が来たので早速次の日お部屋を見に行きました。キッチンもバスルームも新しく、窓からの景色はオーシャンビューです。希望は月$656~$1,093 の1B R でしたが、この機会を逃したらいつ安いアパートに入れるか保証はないので、2B R を借りることに決めました。家賃は月$1,375 ですが、現在払っている1B R アパートの家賃と同じぐらいなので2B R の一部屋を奥様の仕事場として利用できれば収入の足しになると、7月15日にハレ・ケワロに引っ越し
が決まりました。申し込んでから約4ヶ月かかりましたが、これでアパート探しは完了し、Yさんご夫婦は安心してゆっくりこれからの人生を楽しむことができることになりました。時間は確かに掛かりますがこうやって良い結果が生まれ、一緒に喜びを分かち合うことがJセンターのこれからの活力に繋がるのです。心からおめでとうございます。