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HAWAII! OISHII!ハワイ!!オイシイ! VOL.72 コラム@ココナッツラバー

Bynikkansan

4月 27, 2018

前回書いた、ブラジルのチーズパン、ポンデケイジョについて。たくさんの反響、ありがとうございました!

 

モチモチッとした食感、チーズの風味、グルテンフリーのキャッサバ粉を使うという、私的には三拍子揃ったお気に入りのパン。ところが売っていたはずのコスコで見当たらなくなってしまって、読者の方からも問い合わせが。ポンデケイジョ好きの仲間達もしばし騒然。ハワイカイのコスコにないからと、わざわざダウンタウンのコスコに偵察に行ってくれた友人もいたほどだった。で、現在ハワイのコスコではポンデケイジョは品切れ中です。ただし、ホールフーズとアラモアナのフードランドでは買うことができるよ、とすごい情報網!(コスコより割高ですが)BRAZI BiTESというブランドのブラジリアンチーズブレッドで、お味は4種類。コスコで売っていたプレーンタイプは、カハラのホールフーズでも品切れ中です。緑色のパッケージのZesty Pepper Jack、唐辛子風味のみが販売されているんだそう。

ポンデケイジョ

 

新たなラバー、 Sam’s Clubのパルメザンクリスプ!

しかしポンデケイジョにしばし振られても、出会い系の新たな恋は続くのであります!先日、ハグハワイというNPOが『もっとキレイの女性ホルモン塾』という講演会を主催した。代表スタッフのユキさんはとても大切な友人でクリスチャン仲間でもあり、私も取材に出かけた。(近々、日刊サンで記事にしますのでご期待ください!)講演者の医師、対馬ルリ子さんらは、私が日本にいた頃からよく取材をさせてもらっていた旧知の仲で、講演会の後、ユキさん宅で行われたBBQパーティにも喜んで参加した。そこで赤ワインの横に並んでいたのがパルメザンクリスプの袋。もう目が合った瞬間、袋を見ただけで、電撃的に大好きを直感した。

 

中を覗くと1インチくらいの丸いクラッカーみたいなクリスプが。100%パルメザンチーズで添加物なし、オーブンで焼いたとある。つまむ。なんて香ばしいパルメジャーノの香り、ガリッカリッとしたおせんべのような食感!袋をだき抱えて、そのまま食べたい。ん〜〜〜、おいしい!袋には、サラダに混ぜたり、スープに浮かせたり、いろんな食べ方があると書いてある。でも私は袋を愛しく抱きかかえ、そのまま食べたい。カロリーも塩分も気にせず、胃もたれするほど食べ続けたい。サムズクラブのプライベートブランドだから、このパルメザンクリスプを買うためだけに、サムズクラブの新会員になっても良いと思い詰めた。パルメザンクリスプは、自分で作るのも実は簡単。油もなにも入れないフライパンに、粉状にしたパルメザンチーズを薄く敷き、加熱するだけ。ジュワッと溶けて水分が飛ぶと固形になるので、紙を敷いたバッドに移して冷ます。それだけ。  

 

イタリアンのシェフ達は熱いうちにくるりと丸めたりして、料理のトッピングに立体的に使ったりする。ただサムズクラブのクリスプは、程よい厚みがあり、私にはどうやって作ればいいのかわからない。コスコでも、パルメザンクリスプを売っていたが、あちらのはカリッとしていなくてねっちり系。おせんべが湿気てしまったみたいで残念な感じだった。ホールフーズにもあるけれど、こちらはお高い。サムズクラブの厚みがかもす、ガリッとした食感が元気よく、アメリカンな感じでとてもいいのだ。これゴールデンウィークに、日本からハワイに来る友人にあげたら喜ぶだろうな。レアなお土産買いに、サムズクラブデビューするしかないな!

 

(日刊サン 2018.04.27)

 

 

奥山 夏実 おくやまなつみ ライター  

『クロワッサン』の特約記者を25年続け、2017年ハワイに移住。近著に『ココナッツオイルバイブル1、2』、『HAWAII住むように暮らす』(ホノルルの博文堂でも発売中)など。