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メディケアのパート Bについて

Bynikkansan

10月 25, 2019

65歳前に社会保障給付金を受取っている場合、通常パートAとパートBが付いているメディケアカードが自動的にご自宅に送られて来ますが、パートBが必要なければ、戻す事ができるのをご存知ですか?  

 

カードを戻す事によりパートBの保険料を節約することができ、パートAのみのメディケアカードが送られてきます。  

 

最近では65歳を過ぎても働き続けていらっしゃる方が多いようです。健康で、お仕事に恵まれている方は、ぜひ働き続けて下さい。  

 

社会保障給付を70歳まで遅らせることにより、受取額は年に8%増えますので、長生きする自信のある方は待ったほうが良いかもしれません。  

 

会社から医療保険を提供してもらえば、パートB、メディケア・アドバンテージの保険料、デンタル保険料など、かなりの経費が節約できますので、老後の対策としてぜひ参考にしてください。  

 

65歳までに社会保障給付金を受取らない場合、メディケアカードは自己申請になります。  

 

気をつけなくてはならないことは65歳にパートAの申請の際、パートBの申請が必要であるかどうか会社の規模によりますので、確認する事をおすすめします。  

 

皆さんの状況や会社からの健康保険の内容にもよります。会社のHRのadministratorにご確認ください。Social Security Administrationへお問い合わせください。  

 

退職する前にメディケアのパートAとパートBが揃ったら、一般の方はこのままでいたら、薬のカバレッジがありませんので、パートDのペナルティがかからないよう気を付けましょう。  

 

保険会社の運営するメディケア・アドバンテージ(パートC)に加入する際、ほとんどのプランはパートA、パートB、及びパートDがall in oneになっています。ご自分の健康とご予算に合ったプランを色々扱っていますので、専門家にご相談ください。  プランを変更できる時期は10月15日から12月7日です。毎年見直しをして、内容を把握しておきましょう。

 

 

(日刊サン 2019.10.25)