日刊サンWEB

過去記事サイト

子供や孫の将来のために、 どうやって学費資金を貯めますか <Part. 2>

今回ご紹介するのはROTH IRAです。これはIndividual Retirement Accountのタイプの一つで、リタイヤメント資金を貯める為のものですが、貯めておいたお金をペナルティなく、学費のために使うことができます。

70.5歳以下で、働いている方を対象にしていますが、配偶者が仕事をしていなくても、積み立てることができます。夫婦で二人分の積み立てができます。

 

【メリットとして】

●元金はいつでも何の目的にでもペナルティなく、税金なして引き出せます。

●利回りは引き出しが始まるまで、税金を遅らせることができます。

●学費の為に使わなければ、そのままリタイヤメント資金として貯めることができます。

●59.5歳を過ぎていれば、受け取る額に税金が全くかかりません。

●口座を開けて、5年経っていれば、元金からの引き出しをすれば、税金を避けることができる。

 

皆さんはIRAとROTH IRAの違いをご存知でしょうか?

最近頂いたお問合せで、退職後、家の改築に5万ドルを使った方から税金申告をしたら、すごい支払いになって、困っているということでした。

IRAや401Kで老後の対策をなさった方は税金を払わず、別の口座で貯めていますので、まとまった額を引き出すと収入となりますので、ごっそりと税金がかかります。

IRAやROTH IRAから毎月$1,000の収入のある方は実際の手取りはどうなるか、お解りでしょうか?

IRAとROTH IRAのどちらが良いかはケースバイケースです。

相続税対策でしたら、ROTH IRAにすれば、非課税でお金を貯める事ができ、子供や孫を受取人にすれば、税金を払う必要なく受け取れます。

今まで一生懸命老後の為に貯蓄した方はどのように引き出すべきか専門家へご相談下さい。

 

 

横江和子

親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。

シニア医療保険スペシャリスト 問合せ先:[email protected]