もうすぐ70歳になる方は下記のような準備を始ましょう。
●皆さんの状況により異なりますが、65歳になってもお仕事を続け、グループの健康保険を持っていて、もうそろそろ退職を予定している方は3カ月前から手続きを始めてください。前もってどんな書類を用意すべきかメディケアの事務所にお問合せください。
●年間収入や資産の少ない方にはエクストラ・ヘルププログラムがありますので、2018年の個人の年間収入$18,090、ご夫婦の年間収入$24,360以下の方はメディケアの事務所にたずねてみましょう。保険料やお薬代のヘルプを受けることができます。
●老後アメリカで暮らす方は長期介護保険に加入すべきかどうか決める最後のチャンスでしょう。70歳を超えると、メディカルの査定が生命保険以上に厳しいので、加入が難しくなり、たとえ加入できても、保険料も高いので、魅力はないかもしれません。
●ソーシャルセキュリティやIRAをまだ受け取っていない方はいつ受け取り開始を始めるか検討する時期です。申請の時期は慎重に決めなくてはなりませんので、専門家にご相談ください。
●法的文書の準備を用意しましょう。一人暮らしの方は万が一のことを考えて準備しておかないと、親戚や周りの友達に迷惑がかかります。加入しているすべての保険、主治医、緊急連絡先、ファイナル費用として、お葬式代がでる$20,000位の預貯金の準備、なければ生命保険に加入しましょう。ハワイに子供や親戚のない一人暮らしの方は日本の連絡先など前もって色々な準備をして、お部屋のわかりやすい所に置いておきましょう。
有意義なリタイヤメントを送るためには色々計画を立てましょう。ぴんぴんころりと人生を終えられれば、最高です。周りに迷惑をかけないよう一人で自立するには頭も体も毎日鍛える必要があるようです。
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
問合せ先:[email protected]
(日刊サン 2018.03.16)