生命保険は、なぜ、必要なのでしょう? 一家の稼ぎ手に万一のことがあり、一家の収入が途絶えてしまうと、生活したり、学校へ行ったりするのに経済的に困ってしまいます。そのようなときに役立つのが生命保険です。ご主人が万が一、事故や病気で亡くなった場合、配偶者が60歳になっていなければ、SOCIAL SECURITY からSURVIVORS BENEFITも支給されませんので、たちまち生活に困ってしまいます。
貯蓄のある方は奥様の収入で足りない分を貯蓄から切り崩して、生活が続けられますが、ハワイではなかなか貯蓄が出来ない方が多いのではないでしょうか。長生きした場合には老後資金が必要になります。亡くなった場合には、その後の遺族の資金となるのが生命保険です。生命保険の種類にもよりますが、保障期間を100歳以上にすれば、受取人は必ず保障額を受取ることができます。保険にこんなに払ってもたったいないと思うかもしれませんが、加入する年齢によりますが、支払った総保険料と保障額を比較して見てください。
人間いつかかならず亡くなるときが訪れます。一生涯保障や100歳までの保険であれば、若い時に30年支払いで設定したら、支払った額の何倍もの保障額が必ず、受け取れるわけです。親に生命保険(長期介護付き)をかけ、子供がオーナーであり、受取人にすることができます。親が長生きした場合には、長期介護として利用できますし、保険金を受け取る時期には、子供もリタイアメントの時期に入っていますので、保険金をリタイアメントの資金にあてることもできますし、受け取るときも税金がかからないので、かなり効率のよい確実なリタイアメント準備ともいえるでしょう。
現在の介護施設は月$10,000かかります。皆さん、もしそのような状況になったら、どうなさいますか? ピンピンころりを皆が望んでいますが、このwishがどこまでかなえられるか。こんなことを考えると老後は日本で暮らすほうが良いかもしれません。
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
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(日刊サン 2019.06.07)