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ハワイ在住者のためのライフプランのお話【子供の生命保険について】

お子さんが誕生した際、保険料が安いからという理由で、なんだか内容もわからないで、子供の生命保険に加入している方が多いようです。出産を機に、将来の子供のために何かに加入しなくてはという親の気持ちはわかるのですが、価値のあるものでしょうか。加入の際、支払い方法は生涯設定にすることもできますし、好みの支払い期間を設定することもできます。つまり支払いが終わっても、保障だけが一生涯続くようにすることができます。生涯の保障をつけて、貯蓄型にすれば、引き出す事も可能ですし、ある年齢に達したら、キャッシュバリューを移して、ニーズに合った生命保険に長期介護の特約を付けられるタイプに変更することも可能です。

 

①生涯の保障がついているので、受取人がいつか必ず保障額を受け取れます。

②支払い期間を設定しておけば、その後、保険料を支払う必要はなく、保障が残ります。

③万が一、子供の時に糖尿病や難病に冒されて、新たに保険に加入することができなくなっても、この保険が最低の保障をしてくれるので、安心できます。

④子供が成人したら、卒業祝いや結婚祝いとして、子供にプレゼントすることができます。

⑤子供にとって、将来不動産を購入後、モゲッジのプロテクションとなり、お金が必要な時にローンとして、引き出すことができます。

⑥早くから貯蓄を始めることで、将来の蓄えを確保できます。

 

例として、子供が誕生し、2歳から月$50を貯金する代わりに、生命保険に加入したと仮定すると、加入時の保障額は$60,000そこそこでも、20年後の大学卒業の頃には保障額がかなり増え、キャッシュバリューも増えてきます。現在加入しているプランの内容を把握していない方は見直しをしてみたらどうでしょうか? もしかしたら、もっとニーズに合ったものや同じ保険料でもっと大きな保障額を見つけることができるかもしれません。子供保険の場合、採血や採尿はなく、申込書に記入するだけで申請できますので、ご興味のある方は検討してはいかがでしょうか。

 

横江和子

親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。

シニア医療保険スペシャリスト 問合せ先:[email protected]

 

(日刊サン 2018.02.09)