いざ保険のことを考えても、何をどう選んだら良いのかわからないのが現状ではないでしょうか。どんな保障がどれくらい必要なのでしょうか? 自分の心配事をお金に換算したとき、それを補填するのが、保険です。年齢によって、決められることではなく、家族構成、年収、職業の内容、持ち家があるかどうかなどによって、心配事はかなり違ってくると思われます。
結婚して扶養家族が増えたり、子供ができたり、家を買ってローンを組んだり、リファイナンスをしたり、仕事で独立した時など、ライフスタイルはいろいろ変わりますので、定期的に見直しをおすすめします。 現在独身の方はどんな保障が必要でしょうか? 自分の病気や怪我などに対する治療費やその際に失う収入や長期介護など。さらに周りの人に迷惑をかけたくないという人は、葬儀代やローンなどの返済資金が必要です。
近々結婚する方はどんな保障が必要でしょうか? 葬儀代やローンといった死亡整理資金に加えて、配偶者の生活費など。ジョイントでモゲッジローンを組むのでしたら、万が一のため、ローンが返済できるように保険に加入しておくと安心ですね。 子供ができたら何を準備したら良いでしょうか? 教育費や子供の生活費としての保険が必要です。なるべく早く少しずつ準備すると楽でしょう。
子供が将来独立したら、考えることは何でしょう。 老後の医療費、介護費用、生活費などの準備が必要です。人生の節目で心配事が増えたら、そのつど見直しをおすすめします。
万が一のことを考えると、残された配偶者が60歳になるまでは、貯金を切り崩すことになりますが、貯金がなければ、生命保険で補いましょう。60歳になれば、遺族年金が申請できます。老後の対策がしっかりされていれば、シニアになってから大きな保障は必要ないでしょう。
横江和子
親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。
シニア医療保険スペシャリスト
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(日刊サン 2018.06.08)