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ハワイ在住者のためのライフプランのお話【メディケア・アドバンテージについて】

メディケア・アドバンテージは保険会社が運営するシニアの医療保険で、別名パートCと呼ばれています。

 

【加入できる条件】

①メディケアのパートA及びパートBの両方を持っていること。

②サービスエリアに住んでいること

③末期の腎不全を患っていないこと。  

 

メディケア・アドバンテージは、オリジナルメディケアが提供しているものはすべてカバーされ、その他に各保険会社が色々な魅力のあるベネフィットを提供していますので、ご自分の健康状態と懐と相談の上、適したプランをお選びください。このプランを選んだ方はオリジナルメディケアから離れることになりますので、オリジナルメディケアのカードはご自宅に保管して頂き、保険会社のカードを利用していただくことになります。  

 

昔はシニアの方にとって、あまりチョイスがなかったのですが、アメリカ本土からも保険会社が進出してくるようになり、今では各保険会社がいくつかのプランを提供しています。たくさんの中から一つだけ選ぶことができるようになりましたので、慎重に選ばなくてはなりません。ほとんどのプランには薬のカバレッジ付いていますので、パートC=パートA+パートB+パートDとなります。

 

 

【保険を選ぶ際に気を付けなくてはならないこと】

●主治医や専門医がネットワークに加入しているかどうか

●ご自分の取っている薬がカバーされているかどうか

●手術の際、事前の許可がスムーズにおりるかどうか

●トラブルが起きた際、カスタマーサービスの対応が良いかどうか

●デンタルの特約を付ける価値があるかどうか加入前に歯科医に要確認  

 

65歳を過ぎてからメディケアのパートBを取得して、メディケア・アドバンテージ(パートC)に加入する場合、保険会社は65歳から今までの期間の薬のカバレッジを持っていたかどうか確認しますので、証明できる書類を準備しておくと良いかもしれません。  2019年の変更点として、1月1日から3月31日の間に1回のみプランの変更が可能になります。

 

 


横江和子

親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。

 

シニア医療保険スペシャリスト

問合せ先:[email protected]


 

 

(日刊サン 2018.10.05)