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ハワイ在住者のためのライフプランのお話【クリティカルイルネス保険とは どんな保険かご存知ですか?】

もし重い病気にかかったら、以下のような問題がでてきます。

●今までどおりの仕事ができなくなり、収入が減少

●医療費や介護費用が発生

●家のローンや車のローンの返済に困る

●子供の養育に支障

 

 

2~3人に1人の確立で癌になっている近年、がん保険に加入なさっている方は多いようです。ではクリティカルイルネス保険(三大疾病保険)はどうでしょう。がん保険に比べてあまり馴染みがないかもしれませんが、大病をした際、一括で契約した金額が支払われるタイプがありますので、金銭的に悩むことなく、治療や回復に専念でき、今までどおりの生活を送ることができます。対象となる病気は主に癌、心臓発作、ストローク、臓器移植、腎臓疾患等です。  

 

プランは保険会社によりますが、例えばあるプランでは3つのカテゴリーに分かれていて、各カテゴリーから支払われますので、癌になった後、別のカテゴリーの病気(ストロークや心臓発作)になれば、再び契約した額が給付されるものもあります。保険料払い戻しの特約を付けておけば、保障期間中(75歳まで)に病気をしないで元気でいた場合、支払った保険料が戻ってきます。安心して暮らせて、何も起きなければ、貯蓄したかのように払い戻しがあるということです。長期介護保険に加入したくても、何かの理由で、加入できなかった方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。  

 

またすでに長期介護保険に加入なさっている方も待機期間が90日位ありますので、即支払われるクリティカルイルネス保険を持っていれば、大変助かると思われます。アメリカで、不動産を手放さなくてはならなくなった方の多くは医療費が原因です。カナダでは家のローンのプロテクションとして生命保険よりクリティカルイルネス保険の方が人気があります。  

 

メディカル検査のないタイプ(給付額$5,000~$50,000)またメディカル検査のあるタイプ(給付額$50,000~$500,000)などがありますので、独身の方、家族の大黒柱また会社経営されている方は医療補助のグループプランとして検討してみてはいかがでしょうか?

 

 


横江和子

親の介護がきっかけで、アメリカの長期介護や年金に興味を持ち、保険のライセンスを取得。配偶者がメディケアのパートDのペナルティーを生涯払い続けることになり、メディケアの分野を習得し、色々なシニアの医療保険会社の資格を取り、皆様のニーズに合ったプランをご紹介しています。

 

シニア医療保険スペシャリスト

問合せ先:[email protected]


 

 

 

(日刊サン 2018.06.27)