再対決は7月にも

エンゼルスとマリナーズは7月に2回、3連戦が予定されています。まずはオールスター戦明けの12日からアナハイムでの3連戦。そして1週間後の19日からはシアトルでの3連戦があり、今季レギュラーシーズンの対決はこれで終了です。

現在マリナーズはア・リーグ西地区最下位。首位のヒューストン・アストロズに18ゲーム差をつけられています。一方、エンゼルスも首位と13.5ゲーム差の最下位から2番目で、後半に大変化が起きない限り、両チームがプレーオフで顔を合わせることはなさそうです。菊池投手としては是非シーズン終了前に今回の借りを返したいところです。

エンゼルスはマリナーズ3連戦が終わった後、15日からホームで首位アストロズを迎え、第2戦目の16日には大谷選手のボブルヘッドが配布されます。球団公式サイトには配布数が発表されていませんが、恐らく先着1万人か2万人程度。平日夜の試合でも開場前から長蛇の列ができるのは必至です。

エンゼルス・スタジアムはディズニーランドから5マイルも離れておらず、ホテルも選択肢豊富。夏休みの家族旅行にいかがでしょう？ ボブルヘッドに加え、最近はポップ人形の配布も人気です。少し先になりますが、マリナーズでは9月28日のアスレチックス戦で今季日本での開幕シリーズ終了後に現役引退を表明したイチロー選手の人形を先着2万人に配布予定です。

このポップ人形を作っているのはFunkoという会社で、シアトル郊外のエベレットに本社があります。マリナーズの本拠地Tモバイルパークの3階には等身大クラスの右腕フェリックス・ヘルナンデスのポップ人形が展示されています。

金岡美佐 1992年に渡米。サンディエゴからサンフランシスコ経由で北上し、現在シアトル近郊在住。MBAを取得し某有名IT企業のファイナンス部門で勤務するも、大のスポーツ好きが高じて脱サラ。スポーツライターへ転身。「スポーツは見て楽しむもの」をモットーに年中スポーツ観戦に大忙し。春夏は野球、秋冬はアメフト、冬春はアイスホッケー。一番好きなのはアメフト。シーズン中の土日はスタジアム観戦以外、外出不可

（日刊サン 2019.06.15）