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米バスケ界で2人の日本人選手が奮闘中!

Bynikkansan

11月 17, 2018

日本人3人目のNBAデビュー

NBAでは今春ジョージ・ワシントン大学を卒業した渡邊雄太選手が、メンフィス・グリズリーズと2ウェイ契約し、10月27日のフェニックス・サンズ戦でNBAデビューを果たしました。日本生まれの選手がNBAでプレーしたのは2004年にサンズでプレーした田臥勇太選手に続いて2人目の快挙。

 

偶然ながら、2人ともファーストネームが「Yuta」となっています。 2ウェイ契約とは、若手選手をNBAのマイナーリーグにあたるDリーグの試合に出場させて育てながら、シーズンに45日まではNBAの試合にも出場可能とするもの。主に渡邊選手のようにドラフト外で獲得し、即戦力ではないものの、15人のロースター枠で16番目か17番目に位置する選手に適用されます。2ウェイ契約が可能なのは各チームとも2選手まで。

 

渡邊選手は普段はグリズリーズ傘下のメンフィス・ハッスルで試合に出ていますが、今月14日のミルウォーキー・バックス戦でも8分近く出場しています。 八村選手や渡邊選手を見ていて頼もしいのは、2人とも英語でインタビューに応じている点です。八村選手が英語のインタビューに応じるのを見たのは今季がはじめてですが、渡米3年目にして流暢な英語で話しているのには感心しました。渡邊選手はいつNBAでの試合出場機会が与えられるのか分からず、観戦計画が立てずらいのが残念です。

 

 

 


金岡美佐

1992年に渡米。サンディエゴからサンフランシスコ経由で北上し、現在シアトル近郊在住。MBAを取得し某有名IT企業のファイナンス部門で勤務するも、大のスポーツ好きが高じて脱サラ。スポーツライターへ転身。「スポーツは見て楽しむもの」をモットーに年中スポーツ観戦に大忙し。春夏は野球、秋冬はアメフト、冬春はアイスホッケー。一番好きなのはアメフト。シーズン中の土日はスタジアム観戦以外、外出不可


 

 

 

(日刊サン 2018.11.17)