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ワールドシリーズはともに100勝のドジャースとアストロズが対決!

Bynikkansan

10月 28, 2017

 今季プレーオフはここまで4試合登板で3勝負けなしのクレイトン・カーショー 

 

 

メジャーリーグのワールドシリーズではドジャースとアストロズが熱戦を繰り広げています。ドジャースにはダルビッシュ有投手と前田健太投手が所属。前田投手は第2戦の5回にワールドシリーズ初登板し、ダルビッシュ投手はレンジャーズ時代に投げ慣れたヒューストンでの第3戦に先発登板しています。

 

アストロズに敗れたヤンキースの田中将大投手との投げ合いは実現しなかったものの、日本人が出場する今年はワールドシリーズを見るという人も多いのではないでしょうか? ドジャースもアストロズも序盤から独走状態だったチーム。ドジャースは104勝58敗、アストロズは101勝61敗でレギュラーシーズンを終えています。

 

100勝以上あげたチーム同士がワールドシリーズで対戦するのは1970年のボルティモア・オリオールズ(108勝54敗)とシンシナティ・レッズ(102勝60敗)以来47年ぶりだそうです。 過去4年間優勝候補に挙げられながら、ワールドシリーズまで勝ち進めなかったドジャースは、今年7月にレンジャーズとのトレードでダルビッシュ投手を獲得。チームが順調にプレーオフを勝ち進んできたため、10月に入ってからはまだ2試合にしか登板していませんが、両試合合わせて11回1/3を投げ、2失点と好投しています。

 

トレード市場で出遅れ、エース左腕のダラス・カイケルが落胆の声を上げていたアストロズは、1カ月後の8月にデトロイト・タイガースとのトレードで右腕ジャスティン・バーランダーを獲得。アストロズはワールドシリーズまでの2シリーズがいずれも最終戦までもつれ込んだため、バーランダーはすでに5試合に登板。

 

ヤンキースと対戦したチャンピオンシップ・シリーズでは1試合は1失点で完投。もう1試合は7回無失点の好投でシリーズMVPに選ばれています。 攻守のバランスが取れたチームですが、ドジャースの強みはやはり先発と救援ともに防御率3.40以下の投手陣です。前田投手も加わった救援陣は今季のプレーオフ開始から25イニング連続無失点でプレーオフ最長記録を更新。鉄壁の救援陣が背後に控えているため、先発投手の調子が崩れ始めたら、迷うことなく救援陣へ切り替ることができます。

 

一方、アストロズは今季ア・リーグ首位打者のホセ・アルテューベを筆頭に3割打者が4人、2割8分台が3人揃う打線が強みです。ワールドシリーズ第2戦では、ドジャースが早々と送り込んだ救援陣をアストロズ打線が遂に攻略し、貴重な敵地での1勝を挙げています。

 

ドジャースの本拠地ドジャー・スタジアム

 

観客席の豪華な顔ぶれ

ドジャー・スタジアムで行われた第1戦と第2戦では、観客席にも豪華な顔ぶれが揃っていました。バックネット裏最前列に座っているブロンドの女性は2011年まで芸能情報番組『Entertainment Tonight』の司会者だったメアリー・ハート。 レギュラーシーズンからよく映画プロデューサーの夫と応援に駆け付ける常連です。ワールドシリーズが始まってからは、元CNNのアンカーのラリー・キングも最前列に座っています。彼も以前は常連でした。

 

第1戦にはレディ・ガガやダスティン・ホフマンの姿が見え、第2戦には来年2月に開催されるスーパーボウルのハーフタイムショー出演が決まったジャスティン・ティンバーレイクが夫人で女優のジェシカ・ビール同伴でドジャースを応援。アストロズの先発投手ジャスティン・バーランダーと婚約中の女優ケイト・アプトンは、当然ながらアストロズの応援に回っています。

 

スポーツ界では、ゴルファーのタイガー・ウッズや元NFL選手のペイトン・マニングの顔がテレビカメラに捉えられ、マニングはアストロズのジム・クレーン・オーナーの隣に座って観戦していました。