ハワイ・アカデミー・オブ・レコーディング・アーティスト代表 パリ・カアイフエ氏(右)
第40回ナ・ホク・ハノハノ賞最終候補発表
今年で7回目を迎える「メレ・メイ」。「メレ・メイ」はオアフ島だけでなく、マウイ島、カウアイ島、ハワイ島でも開催されるハワイアン音楽をはじめとする、ハワイのさまざまな音楽と文化を讃える祭典で、メインとなる「ナ・ホク・ハノハノ賞」の授賞式を中心に4月末から6月まで続く。ハワイの春の祭典としてすっかり定着し、この期間に80以上の音楽イベントが週内各地で開催され、それぞれのイベントには歴代のナ・ホク・ハノハノ受賞歴を持つ実力派が出演する。
会場はブルー・ノート・ハワイ、ハウス・ウイズアウト・キー(ハレクラニホテル)、カニ・カ・ピラ・グリル(アウトリガー・リーフ・ワイキキ・ビーチ・リゾート)、ウィローズ、ミッション・ハウス・ミュージアムなど。
日本でも4月16日に千葉県舞浜でナ・ホク・ハノハノ・アワード・ミュージック・フェスティバル2017が開催され、19日〜24日には大阪、名古屋、新潟、東京の4都市でフラ・ハーラウとハワイアン音楽のミュージシャンが共演するホーイケ・ラナキラが開催された。
19日にはメレ・メイのメディア向けキックオフイベントがあり、主催者のハワイ・アカデミー・オブ・レコーディング・アーティスト代表のパリ・カアイフエ氏は、「世界各国からの多くのミュージシャンの参加を嬉しく思っている。是非、イベントに出かけてライブ演奏を聞いてもらいたい」と挨拶した。 80に及ぶメレ・メイのイベントについては、http://www.melemei.com/japanese/に一覧がある。
メレメイのメディア向けキックオフ・イベントで演奏するブラザー・ノーランド&ザ・パシフィック・ババッドボーイズ
また、ハワイのグラミー賞とも言われるナ・ホク・ハノハノ賞授賞式は今年で40周年。5月20日にハワイコンベンションセンターで開催され、音楽業界をはじめ、ハワイの地元の人々、世界各国のハワイアン音楽好きの人々が注目する音楽賞で、毎年、多くの参加者で賑わう。ライアテア・ヘルム、カラニ・ペア、チヨ・フリン、ケアウホウなどがノミネートされている。
イベントの詳細とチケットはhttp://www.nahokuhanohano.orgから。
(取材・文 袰岩奈々)