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小島南海雄(なみお)さん・民子さん・卓子(たかこ)さん

Bynikkansan

12月 23, 2011

ホノルルマラソンの魅力

 

南海雄

色んな国の人が来ていて、自由に走ればいいという色んな楽しみ方がある。そこがいいですよね。自由にやればいいじ ゃないかという気分が伝わってきます。型にはまってタイムだけ目指すという雰囲気はまったくないですね

 

卓子

ホノルルマラソンは本当に自由ですよね。コスチュームも自由ですし、タイム制限がないというのは世界でも稀ですし、年齢制限もゆるい。幅広い世代と幅広い時間 を陽気さで受け入れてくれる。日本人参加者にとっては、嬉しい気持ちで年を越すことができますね。前日の5時までエントリー できるというマラソン大会もなかなかないと思います。ハワイは暖かいから人々も温かい。それを味わいに一年に一度来ています

 

南海雄

トライアスロンに挑戦してみようかと思ったこともあるのですが。水泳は救助員の資格を持っていたこともあり、自転車は高校時代にサイクリング部に入ってい たので、1日100キロ走ったりしていまし た。長距離だと120キロ往復していたこともありますし。走るのが駄目になったらホノ ルルのサイクリングレ一スの180キロに出 ようかなと思ったり。トライアスロンは体カ的にどうか……。一時はやってみたかったのですが

 

卓子

ぜひ挑戦してください。マラソンのマ の字も知らなかったおじいちゃんが70歳からマラソン始めたんだし(笑)

 

南海雄

来年は25回目。ふたりで25回目まではあと3年

 

卓子

一番最初に走ったのがホノルルマラ ソンだったからこれだけ続けてこれたと思います。最初が別の大会だったら、こんなに続けられなかったかもしれません

 

 

最年少参加から連続22回目の完走をいたしました! 卓子さんからの2011年ホノルルマラソン結果報告

卓子

お陰様で今回も、私は5時間26分、父は6時間32分にて無事にゴールいたしました。一緒に走る予定だったのですが……。取材の時にご質問いただいた、『何でホノルルマラソンなのか』をテーマに、わた しは今回走ってみました。 一番大きいのは、やはり『あたたかさ』だと感じました。

 

ボランティアの方々によるサ ポート、早朝からの声援、ダイヤモンドヘッドから望める優しい陽の光、地元の方々からの応援(時には食べ物や飲み物まで!)、途中途中で聴こえてくるハワイアンミュー ジックやゆったりとしたショー、先にゴール なさった方々からの言葉や気遣い、参加者同士の励まし合い、そして何よりハワイという風土……。

 

全てが織り重なり、2万人近くがゴールという同じ目標を共有出来る暖かいレースが生み出されるのだと思いました。 今回わたしは3回しか練習せず、更には7キロ地点でマメが潰れ、どうなることかと心配していましたが、時には目を瞑ってハワイの風を感じ、時には参加者の方々と言葉を交わし、時には応援してくださっている方々とタ ッチをしながら練習しなかったことなど忘れられる位に、楽しんで、そして気持ち良く走ることが出来ました。

 

正直、近年は『毎年完走して連続記録を 更新しなくちゃ』という気持ちが先立っていたのですが、今回フォガティさんを通じて御社にこのような機会を与えていただき、ホノルルマラソンというレ一スをそして自分のホノルルマラソンに対する想いを、再度見つめ直すことが出来た気がいたします。貴重な機会を本当にありがとうこざいました。 来年も思う存分にハワイを味わいながら走りたいと思います!やっばりやめられません

 

 

卓子さんの入賞歴

1990年:初参加(小学校1年/7歳←ホノルルマラソン参加が許されるのは、7歳以上からです) 1992年:5位入賞(小学校3年/9歳/ホノルルマラソン第20回大会)
1993年:準優勝(小学校4年/10歳)
1994年:優勝(小学校5年/11歳/ホノルルマラソン第22回大会)
1995年:4位入賞(小学校6年/12歳)
1996年:入賞(中学校1年/13歳)

 

 

 

(日刊サン 2011.12.23)