花火を見ながら食べたい独立記念日ならではのお料理は?
独立記念日といったらやはりバーベキューです。独立記念日でアメリカ人がよく食べるメニューは、ハンバーガー、ホットドッグ、ステーキ、グリルチキン、ポークリブといった肉料理。またバーベキューで焼いた焼きとうもろこし、ポテトサラダ、コールスロー、ベークドビーンズ、アップルパイやチェリーパイ、ピーチコブラーなど。
フルーツはアメリカの国旗カラーの一つでもある赤いフルーツ、スイカが人気で、他にもラズベリー、ブルーベリーなど、赤、青をイメージさせるフルーツがスーパーでも売り出されます。そして、こういったお料理を食べながら、冷たいビールを飲むのが定番! 花火を見ながら気持ちよく乾杯したいですね。
独立記念日、人間は楽しいけど犬は大変!
毎年、独立記念日は家族や友人で集まって過ごす大切な祝日で、盛大に花火が打ち上げられますが、かわいそうなのは犬。多くの犬が、騒音恐怖症の症状を起こし、花火の大きな音に不安や恐怖を感じる犬がいます。ブルブル震えたり、吠えて暴れたり、逃げようとしたり隠れたり、犬によって行動は様々。普段から大きな音に慣れている犬は、実際の花火の音を聞いてもあまり反応しないこともありますが、急に抱きしめると余計怖がる犬もいるので、いつもと変わらない環境を確保してあげるのが大事です。家の中にいて窓を閉じていれば音や光は最小限になるので、飛び出して逃げることもないでしょう。ただストレスに感じて震えがとまらなかったり、他にも症状が出てきてしまう場合は、前もって獣医さんにお願いして抗不安剤を処方してもらうという手もあります。ハワイの獣医さんでも独立記念日の前はそういった相談を受けているので、犬が心配という人はぜひご相談を!
自分でもハワイで花火をあげたい場合はどうすれば良い?
打ち上げ花火も爆竹も派手に一般家庭で行われてきたハワイでしたが、空気汚染など様々な問題から、一般家庭での打ち上げ花火は禁止となりました。今も昔の流れで、たまに打ち上げ花火が上がることがありますが、それは違法行為です。現在、花火を一般人が楽しむ場合は、パーミット(許可)が必要です。お正月、旧正月、そして独立記念日に限り、このパーミットがサテライトシティホールで発行されています。それ以外の場合は、必ずHonolulu Fire Departmentを通して取得する必要があります。
現在、独立記念日のようなホリデーに使うパーミットは、25ドル。公的なディスプレイとしての花火の場合は、110ドルの費用がかかります。1人につき、5000個以上の花火(爆竹のようなもの)を購入することはできず、さらに1ひとにつき1パーミットのみ。18歳以上でないとパーミットを取得することはできません。詳しくはこちらのリンクをご参考に。
<参考文献> Independence day <Wikipedia>
America’s best Fourth of July Fireworks <Business Insider> What to do on Fourth of July in Hawaii <Hawaii.com> Why we set off fireworks on the Fourth of July <Smitosonian mag.com>
(日刊サン 2017.06.24)