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独立記念日は花火で祝おう

Bynikkansan

6月 24, 2017

 

 

独立記念日の花火、どこがオススメ?

 

★ニューヨーク ニューヨークのイーストリバーに打ち上げられる独立記念日の花火は25分間ほど続き、デパートのメイシーズがスポンサーの名物花火です。3百万人以上の人たちがこの花火の鑑賞に訪れます。アメリカの中でもおそらく一番有名な独立記念日の花火の代表的なイベントです。

 

★ワシントンD.C. 17分間続くD.C.の花火は、アメリカの中でも規模が最も大きく、ナショナルモールからこの花火を見るのがベスト。リフレクティングプールという場所から花火は打ち上げられ、その様子はかなり遠くからも見ることができます。実は200年前にトーマス・ジェファーソンが自宅の前で花火大会をホストしたのが始まりだったとか。

 

★ボストン ボストンの花火は全米の中でももっと高価な花火と言われています。数年前は、プロデュースをするのに3億円近くかかっているといわれた気合の入った20分間。ボストンポップスオーケストラの演奏付きで、その音楽に合わせて打ち上げられる見事な花火です。

 

★フィラデルフィア フィラデルフィアミュージアムオブアート周辺に打ち上がる見事な独立記念日花火。フィラデルフィアを代表するミュージシャンが盛り上げます。

 

★シカゴ ミシガン湖を美しく彩る独立記念日の花火。この花火を見るには、ボートなどクルーズに乗って見るのがベストだと言われています。

 

★シアトル 21分間の花火ショーは、30万ドルの費用がかかっているとか。ユニオン湖に打ち上げられる美しい花火で、シアトルが誇る豪華な花火大会です。

 

★サンディエゴ 毎年50万人以上の人が集まるビッグベイブーム花火ショー。西海岸では最大の独立記念日の花火で、その長さは18分間です。

 

★アトランティックシティ 2部に分かれているアメリカの中では最も時間が長い花火ショー。ビーチからみる花火といった感じで、1部は前日にボードウォークで行われ、独立記念日の当日はマリーナディストリクトで開催されています。

 

★ナッシュビル 50万ドルの費用をかけて行われている23分間の独立記念日の花火ショー。7トン分の花火が打ち上げられます。

 

★ニューオーリンズ ミシシッピー川に打ち上げられる美しい花火。2つのポイントから上がるのが魅力です。ミシシッピー川で最大の花火大会です。

 

★ラスベガス 最も見事なアメリカの国旗が夜空に打ち上がるラスベガスの花火。ギネスに載ったこともあるカラフルで美しい花火です。

 

 

 ハワイでの独立記念日    

アラモアナ ビーチパーク オアフ島では、独立記念日の花火といえば、アラモアナビーチパークからの打ち上げ花火が人気があります。無料で鑑賞できる花火は8時半から打ち上げられます。この花火を見ようとビーチパークに座る場所を陣取ろうとする多くのローカルや観光客で、この日はアラモアナビーチパークに何千人という人たちが集まります。またアラモアナビーチパークの独立記念日の花火は、ラジオ局とのコラボレーションで、曲とシンクロしているところも人気の理由です。
ノースショア ノースショアにあるタートルベイホテルの目の前から打ち上げられる独立記念日の花火も人気があります。花火は、午後8時スタートですが、周辺の芝生エリアは午後2時から解放され、フードトラックやライブ演奏などで盛り上がります。
カイルア カイルアの花火は、カイルアの街の住人やビジネスオーナー達の寄付によって、毎年開催されている住民による住民のための独立記念日の花火です。今年は、花火の前に飛行機のアクロバティックエアーショーが午後6時から開催されます。6時半からはライブ演奏が始まり、花火は8時からスタートです。
マウイ島 ラハイナ マウイ島のワイキキとも言われるフロントストリートでは、当日はフードトラック、ライブ、様々なポップアップストアが登場し、盛り上がります。花火は8時から。ソーシャルメディアとのリンクも計り、専用モバイルアプリをつけると音楽とシンクロする仕組みになっています。
カウアイ島 ケカハ、リフエ カウアイ島の中でも、晴れ間が多く、西側に位置するケカハ。フラやハワイ文化のデモンストレーション、展示会、ショップなど多くのアクティビティが行われます。また、リフエの方では、Vidinha Stadiumで、カウアイホスピスの定例コンサート&花火大会が開催されています。
ハワイ島 カイルア・コナ ハワイ島カイルア・コナでは、独立記念日のデイパレード&花火が午後6時〜8時まで開催されます。パレードが終了するとすぐにカイルアベイで花火が打ち上がります。またクイーンズマーケットプレイスでも、イベントを開催。お昼にゲートオープンして、クイーンズガーデンのワイコロアボウル周辺に花火が打ち上げられます。また、花火ではないのですが、コハラコーストにあるマウナラニベイホテル&バンガローでは毎年独立記念日に、ホテルで赤ちゃんから育てていたカメを海に放すという、カメの独立イベントを開催しています。他にもハワイ島ではヒロなどでも様々な花火イベントが行われます。
ハワイ州にある 米軍基地 陸軍スコーフィールド・バラック基地では毎年、盛大に独立記念日のイベントが行われます。今年も朝10時から夜9時まで、ウェイアンドフィールドで、たくさんのフードベンダーやライブミュージックが楽しめ、午後3時半からはタイラー・ファー、そして5時5分からはナタリー・インブルーリアが登場。花火は8時半からスタートします。

 

 

ハワイで花火を打ち上げるのは安くない?

 

先日の6月9日に発表されたニュースの内容によると、花火を打ち上げるのに、これからは費用がさらにかかってしまうようです。ヒルトンハワイアンビレッジホテルが過去25年続けてきた金曜日の夜の打ち上げ花火は、毎回花火を上げるために、ハワイ州に50ドルほどの許可費用を支払ってきました。毎週3千人の人が花火鑑賞に来るというヒルトンの名物花火。この花火の恩恵でビジネスを営んでいるレストランやボートツアなど、花火にあやかったビジネスも多い中、その費用を支払うのはヒルトン。  

25年続けてきたハワイ州にとってもライフスタイルの一部となっている打ち上げ花火は、金曜日がきたことを住民に伝えるコミュニティレベルのアクティビティであり、ヒルトンの商業的なアクティビティではないと主張しているのですが、セイフティゾーンフィートいう費用がさらに追加されることになりました。これからは毎回花火を打ち上げるために250ドル。年間花火ショーを続けるためにヒルトンでは1万ドル以上を費やしていますが、値上がりしたフィーは仕方なく払い続けるのだとか。州としては、州の所有する土地を一時的にレンタルしているというレンタルチャージだと考えて欲しいとコメントしていたそうですが、この許可費用はヒルトンのみならず、他の打ち上げ花火にも影響が出そうです。