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模様替えでリフレッシュ

Bynikkansan

3月 10, 2016

 

③暮らしやすさを考える

理想の部屋にするために欠かせないことは、快適な生活ができるということ。見た目がよいだけでなく、毎日の生活がスムーズに、使い勝手のよい部屋にすることが大切なポイントです。そのために必要なことは、“動線”を意識すること。部屋の中での動き、移動を考慮します。

 

ポイント1人の移動をスムーズにする

最短距離で目的の場所までスムーズに移動できるかを考えてレイアウトを決めます。日々の生活の中で、家具と家具の間を右や左に行き来しながら進むのでは、ストレスになったり、家具にぶつかって危険を伴うことも。自分の動線を確保できるように家具を配置しましょう。

 

ポイント2動線に合ったレイアウトにする

例えば外から帰ってきた時、まずは鍵を置き、バッグを置き、着替えをする、というように毎日の行動パターンを思い浮かべます。鍵やバッグを置く場所、着替える場所がそれぞれ離れていると部屋の中をあちこちと動き回らなくてはなりません。このように、帰宅時や出かける時などの決まった動線に合わせた場所に、必要な家具を置くことで、効率よく快適に暮らせるようになります。

 

•••••••••••• 部屋別! 模様替えヒント ••••••••••••

 

 

リビング

 

布を使いこなす ——— ソファに大きな布をかぶせたり、クッションを布で包んでクッションカバーにしたり。バラエティ豊かなクッションを並べるだけでグッと部屋の雰囲気が変わります。カーテンクリップを使用して布をカーテンにしたり、突っ張り棒に布を下げてのれんにするなど、布を上手に使いましょう。

 

マスキングテープを利用する ——— 壁に自由に貼ってはがずことができるのが今流行のマスキングテープ。カラーや柄などが豊富にそろうので、テープを使って壁を自由にデザインしたり、フレームを作ってその中に写真を貼るなどして、壁に穴を開けずにアートな部屋を作れます。

 

植物を置く ——— 部屋に観葉植物や多肉植物などのグリーンを置くだけで部屋の雰囲気が柔らかく変わります。植物は癒し効果となるアルファ波を増やし、空気も浄化してくれます。置き方は壁にそって家具と家具の隙間に置いたり、背の高い植物は部屋のコーナーに置くとよいでしょう。

 

照明にこだわる ——— バンブー素材の照明にすればアジアンテイストになり、ステンドグラスの照明でヨーロピアンテイストになるなど、照明を変えるだけで部屋の雰囲気が一気に変わります。また壁や天井に光をあてる間接照明は、部屋を広く見せる効果がある他、リラックス効果も抜群です。

 

スタジオ タイプ

 

一直線に配置する ———  ベッド、テーブル、ソファを直線上にレイアウトをすると、縦長効果で視界が抜けて広く感じます。

 

小さめの家具をそろえる ———  ベッド、ソファー、テーブル、テレビなどすべてを置きたい場合は、すべて小さいサイズを選べばOK!

 

テーブルは透明を選ぶ ———  透明のテーブルや丸テーブルは圧迫感をなくして部屋を広く見せます。

 

ソファと併用できるベッドを使う ———  ベッドとソファを置くと部屋が狭くなってしまいます。そんな時は、日中はベッドにカバーをしてソファとして利用します。座ってくつろいだり、テレビを観たり、ソファ感覚で使いましょう。

 

•••••••••••• 片付け上手・収納上手の3つの心得 ••••••••••••

 

 

模様替えの前に、片付けをすることも忘れずに! まずは物を減らして、模様替えをして上手に収納すればスッキリとした暮らしが実現できます。

 

①「いつか使う」は処分する

気が付かないうちに物は増えていくもの。そんな時は、最初に必要なものと不要なものを分けて、必要ないものは処分しましょう。“いつか使うと思うもの”、“1年間使わなかったもの”は思いきって手放す勇気を持ちましょう。

 

②「とりあえず置く」を止める

物を収納する場所をしっかり決めます。例えば文具を入れる引き出し、書類を入れる引き出し、本を置く棚、バッグを収納するボックスなど。「とりあえずここに置いておこう」は散らかった状態への第一歩。「置き場所がわからない」とならないために、すべての収納場所を用意しておくことが大切です。

 

③「安い」「あると便利かもしれない」ものは買わない

洋服や日用雑貨などをセールで見かけると、つい「安いから」「あると便利かな」と思って購入していませんか? 片付けて収納を工夫しても、どんどん物が増えてしまっては家はキレイになりません。ものを増やさない習慣を身につけましょう。

 

スマートフォンで間取りをシュミレーションできるアプリを活用しよう!

◆MagicPlan (iPhone/Android版)  

スマホのカメラで部屋を撮影すると、部屋ごとの間取図を自動的に描いてくれる。家具を置いたままで部屋の寸法が測れるので、家具の購入などの時に役に立つ便利なアプリ。

 

◆間取りTouch (iPhone版)

壁やドアなどの素材をパズルのように並べて間取りを作り、家具の素材を置いて部屋のレイアウトができる。壁や床の色を変えられ、完成した間取りは3Dで見られるのでイメージがしやすい。指一本でスピーディーに家具のレイアウトのシミュレーションを実現したアプリ。

 

◆3Dプランナー (iPhone版)  

部屋を撮影すると空間認識で間取りができる。そこに家具を置いてレイアウトを作る。登録されている家具はソファ、テーブルなどの他、観葉植物まで450点以上あるのでイメージに近いレイアウトができる。3Dなので見やすく、真上から見た様子など視点を変えて部屋のイメージを見ることもできる。

 

◆ルームクリップ (iPhone/Android版)  

「みんなで作るお部屋の写真集」がコンセプトのアプリ。100万枚以上の部屋の写真が投稿されていて、インテリアカタログのように見ることができ、参考にできる。

 

(日刊サン 2016.03.10)