赤系の地色が定番の柄
緑系の地色が定番の柄
蕪(かぶ)
江戸時代、仕事場での頭領は「かぶ」と、商売で営業、専売の特権を持つ仲間は「株仲間」と呼ばれていたため、高評価の象徴とされています。
柳
柳は初春になると真っ先に芽吹くため、生命復活の象徴とされています。正月には、豊作や繁栄を願い、柳の枝に丸い餅花を付けて飾ったり、柳の木で祝箸である「柳箸」が作られていました。また、古代中国では、魔除けとして使われていました。
紫系の地色が定番の柄
手ぬぐいの洗濯方法 手ぬぐいに使われる染料は、水に浸すと色がにじむものがあります。はじめのうちは色落ちがあるので、たっぷりの水で手洗いをしましょう。洗剤やお湯を使うと、球液に色落ちしてしまうこともあるので注意が必要です。つけ置き洗いや、濡れたまま放置することは避けましょう。色移りの可能性があるので、単独洗いがおすすめです。
濡れた手ぬぐいはすぐに陰干ししましょう。手ぬぐいは乾きが早いのも特徴です。ハワイのような気候ならば、あっという間に乾いてしまいます。使い込むほど肌触りが柔らかく、色合いも落ち着いてきます。使い込んだ風合いは、自分になじんできた証拠。良質の手ぬぐいは、長く使うことができるのです。なお、未使用のまま長期間放置すると、染物の場合は染料が生地に染み込みすぎて痛み、破れることがあります。すぐに使わないときは、一度洗ってからしまいましょう。 |
(日刊サン 2018.01.13)