掛け流しと循環式の違い
掛け流し
源泉から出る自然の温泉水を直接浴槽に供給し、溢れた温泉水は排出するという方式の温泉。
「源泉掛け流し」とも呼ばれます。
循環式
源泉から出る自然の温泉水を浴槽に供給し、溢れた湯を一旦貯めてから濾過し、塩素系の薬剤などで殺菌して再び浴槽に戻す方式の温泉。
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温泉の一般適応症
一般適応症とは、全ての温泉が人体にもたらす効果、効能のことをいいます。関節痛や筋肉痛、自律神経不安定症、糖尿病、軽い高血圧や高コレステロール血症、痔、睡眠障害、うつ状態などを緩和したり、疲労回復や病後の回復を促したりすると言われています。
入浴方法による違い
足湯
着衣のまま足だけ入る入浴法。
打たせ湯
高い場所に設置した湯口から湯を流して身体に当てる入浴法。
立ち湯
立ったまま入る入浴法。
寝湯
横になって入る入浴法。
蒸し湯
温泉の熱で床を温め、菖蒲などの生薬を敷き詰めてある部屋に入ったり、温泉の蒸気を満たした木の箱に入るなどの入浴法。
砂湯
温泉の熱で温められた砂に埋まって入る入浴法。
岩盤浴
温泉の熱で温められた岩の板に横になって入る入浴法。
泥湯
掛け流しで、温泉成分(泥)が多く含まれた状態で入る入浴法。
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日本の温泉数
2016年度に環境省が発表したデータによると、日本には3038の温泉地、2万7422の源泉が存在します。