■そのほかの世界一
□世界一甘い食べ物
グラブジャムン(インド)
「グラブジャムン」は、ボール状の揚げたドーナツを激甘のシロップに浸したもので、北インド、パキスタンで食べられています。オンラインでも購入でき、amazon.comでは“Gulab Jamun”というスペルで販売されています。
□世界一甘い成分
タウマチン(西アフリカ)
タウマチンとは、西アフリカに自生する「カテンフェ」という植物の種に含まれる植物性のタンパク質です。『ギネス世界記録2015』に掲載されており、その甘味度は、砂糖の3250倍。西アフリカでは、古代から甘味料として使用されていました。19世紀半ば頃にヨーロッパへ伝わり、「タリン」という商品名で売り出されました。
ちなみに、人工甘味料のアスパルテームは砂糖の100〜200倍、サッカリンナトリウムは400〜500倍、スクラロースは600〜700倍の甘さです。
□世界一酸っぱい食べ物
梅肉エキス(日本)
「梅肉エキス 紀州梅100%」という商品名で販売されています。紀州の青梅の果肉を絞って長時間煮詰めたもので、世界一酸っぱい食べ物と言われています。梅肉エキスには、インフルエンザの予防、疲労回復、抗ストレスなどの効果があるとされています。
□世界一苦い物
ニンテンドースイッチのカートリッジ(日本)
ゲーム機「ニンテンドースイッチ」のカートリッジには、世界一苦い物質として登録された「安息香酸デナトニウム」という化学物質が塗布されています。このカートリッジは指先に乗せられるほど小さいため、安息香酸デナトニウムを塗ることで幼児の誤飲を防ぐことができます。 安息香酸デナトニウムは、10億倍に希釈しても「苦味」を感じられるほど苦く、世界一苦い物質としてギネスブックに認定されています。これだけ苦いにも関わらず、人体に害はありません。