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「平成」を振り返る 前編

Bynikkansan

4月 13, 2019

平成6年(1994年)

主な出来事

●本人初の女性宇宙飛行士、向井千秋さんが宇宙へ出発 ●関西国際空港開港  ●作家の大江健三郎さんがノーベル文学賞を受賞 ●オウム真理教による松本サリン事件発生

 

流行したもの

●ソフトジーンズ ●プラットフォームシューズ ●セガサターン  ●ソニーのゲーム機「Play Station」(プレステ)

 

新語・流行語

「イチロー効果」:イチローの活躍でJリーグに人気を奪われつつあったプロ野球人気が復活。

「Jポップ」:日本のポップミュージック。

「同情するなら金をくれ」:TVドラマ『家なき子』で、ヒロインの安達祐美さんが言ったセリフ。

「ヤンママ」:「ヤングなママ」「ヤンキーのママ」の略語。

 

平成7年(1995年)

主な出来事

●阪神・淡路大震災  ●オウム真理教による地下鉄サリン事件発生 ●野茂英雄投手がアメリカ大リーグで活躍   ●PHSサービス開始 ●Windows 95発売 ●ゆりかもめ開業

 

流行したもの

●玉虫色」など光沢のある生地のファッション  ●チビT ●へそ出しルック ●たれぱんだ

 

新語・流行語

「がんばろうKOBE」:阪神・淡路大震災後、オリックスがユニフォームに縫い付けた言葉。

「シャネラー」「グッチャー」「プラディスト」:シャネル、グッチ、プラダの服や小物を全身に纏った男女のこと。

●「マインドコントロール」:人の思想、感情、情報をコントロールし、人が意思決定する際に特定の結論へ誘導する技術。オウム真理教に関するニュースが大々的に報道されたことをきっかけに普及した言葉。

 

平成8年(1996年)

主な出来事

●病原性大腸菌「O157 」による食中毒が発生 ●「Yahoo! JAPAN」サービス開始 ●芸術家の岡本太郎さん死去 ●漫画家の藤子・F・不二雄さん死去 ●アトランタ・オリンピック開催

 

流行したもの

●アムラーファッション:茶髪のロングヘア、細眉、厚底ブーツ、ミニスカートが特徴 ●70年代ファッション ●モード系ファッション ●ルーズソックス ●たまごっち ●プリクラ ●ポケモン

 

新語・流行語

●「アムラー」:歌手・安室奈美恵さんのファッションをフォローする女性たちのこと。

「援助交際」:未成年の女性が、金品と引き換えに大人の男性と交際すること。

●「オヤジ狩り」:若い男女のグループが、酔った帰宅途中の中年男性を襲い、金品を奪うこと。

「固まる」:驚いたり、緊張したときに表情や動きが止まること。

「ジベタリアン」:コンビニ前や列車内、路上などに座り込む若者。

「ストーカー」:相手に一方的な好意を抱き、病的につけ回す人。

「チョベリバ」「チョベリグ」:ドラマ『ロング・バケーション』で山口智子さんが言ったセリフ。超very good、超 very badの意

「ナマ足」:ストッキングなどを履いていない素足のこと

「ラブラブ」:とても仲のよいカップルを指して言う言葉

 

平成9年(1997年)

主な出来事

●消費税率5%引き上げ ●山一證券破綻 ●臓器移植法施行

 

流行したもの

●コムデギャルソン、ヨウジヤマモト、ツモリチサトなど、日本人デザイナーによるモード系 ブランド ●裏原宿スタイル ●古着、ビンテージファッション ●モード系ファッション ●和風の小物やファッション(和物) ●キシリトール ●ハイパーヨーヨー

 

新語・流行語

●「失楽園」:渡辺淳一の小説『失楽園』が由来。不倫を指す言葉として使われた。

「チャイドル」:チャイルド・アイドルの略。

「ババシャツ」:長袖の女性用肌着のこと。

●「ビジュアル系」:派手なメイクで演奏するバンドのこと。

 

平成10年(1998年)

主な出来事

●和歌山毒物カレー事件発生 ●Windows 98発売 ●郵便番号7桁化 ●X- JAPANのギタリストhideさん死去 ●映画監督の黒澤明さん死去 ●長野冬季オリンピック開催

 

流行したもの

●キャミソール ●極細ジーンズ ●トートバッグ  ●ネイルアート ●プリーツスカート ●迷彩柄・豹柄  ●ヴィヴィアンウエストウッド、コムデギャルソン、 ヘルムートラング、ポールスミスなどのモード系ブランド  ●映画『タイタニック』 ●アップルのコンピュータ「iMac」  ●ソニーのノートパソコン「バイオ」  ●セガのゲーム機「ドリームキャスト」

 

新語・流行語

「キレる」:感情を抑えられず、突然怒り出すこと。

●「だっちゅーの」:女性二人組のお笑いコンビ「パイレーツ」の決め台詞。

「大魔人」:横浜ベイスターズに所属していた佐々木主浩投手の別名。

●「ビビビ婚」:松田聖子さんが再婚した際の記者会見で「ビビビときました」と発言したことが由来。